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60名を超す実力派歌手華やかに「歌の饗宴」

2009-03-23 16:21:04 筆者:admin06 出処:日中新聞 回数をブラウズします:0 ネット友達から評価 0 箇条

中国の双子姉妹もステージを彩る

 

第6回世志凡太と仲間たちコンサートが2月27日から3月1日まで(4ステージ)、東京・銀座の博品館劇場で開催された。ゲストにアントニオ古賀、こまどり姉妹などを迎え、期間中、全国で活躍中の60名を超す歌手や歌謡グループが登場、「歌の饗宴」で大きな盛り上がりを見せた。27日昼の部に出かけた。

■芸能文化の興隆を

 この日のコンサートにはこまどり姉妹をゲストに招き、湯浅みつ子、福田忍、清澄三郎、イ・ジョンエ、峰々雑草、中川美恵、斉藤光司、千葉菜々美、入江芙蓉、エノケソ、千本まどか、小林哲也が出場し、世志凡太と尾形明美の司会で美声を披露した。

 主催者の世志は「日頃は実力がありながら、なかなか第一線に浮かび上がれない歌手が大勢おられます。それはテレビの歌番組がほとんど若者向けになってしまったことや、各ジャンルの情報が巷に溢れすぎたためかもしれません。歌の世界では、私たちが口ずさめる流行り歌もなく、スーパースターも誕生しておりません。言い換えれば歌手にとっては大きなチャンスの時です。このコンサートは明日のビッグスターを目指す実力ある歌手の皆様と一緒に、よき歌を芸能文化興隆の一環として開催しています」と語る。

 なかでも実力ナンバーワンとの呼び声も高い中川美恵は、1回目、ブルーのドレスで登場、『夜の蝶』をしっとりと聴かせた。2回目は打って変わって、捩り鉢巻にハッピの、いなせなコスチュームで登場し、『おんな華祭り』を威勢良く披露して、会場を大いに盛り上げた。

■こまどり姉妹も

 この日、注目を集めたのはやはりこまどり姉妹。司会者の世志は「私がこまどり姉妹のショーに感動したことを、手紙にしたため今は亡き遠藤実先生にお送りしたところ、『こまどりを褒めてくれてありがとう』と喜んでくれた。『今度、昭和の歌謡史の話をしようよ』と言われたが、約束を果たせなかった」と語った。

 このあとこまどり姉妹がヒット曲『ソーラン渡り鳥』『浅草姉妹』『未練ごころ』の3曲を独特の節回しで歌い、盛んな拍手を浴びていた。会場を沸かせたのは歌だけではなかった。

 歌の合間の二人の絶妙なトークが会場を和やかな雰囲気で包んだ。

 「この歳まで歌えるとは思ってみなかったよね。この間、節分に72粒の豆を拾って食べたのよ。歯だけは丈夫だからね」

 「昔の歌を歌っていると、つい涙でまつ毛が落ちそうになるのよ。今日はいつもより化粧を濃くしてきたのよ。若い頃は30分でよかったのに、今は40分もかかるのよ。もう疲れて疲れて」「皆さんは51年前のイメージでみているでしょう。顔を見ないでください。そのために着物にキラキラしたものをつけてきたのよ」

 「この年になると知恵がついてね。ただ花嫁衣裳を着ていないから、戸籍が真っ白。子供の頃から歌っているからね。50年も60年も経つと冷蔵庫だってボロボロになるわね」

『未練ごころ』については「デビュー当時はリンゴっ子のようで幼かったから、大人の歌が頂けなかった。そこで遠藤実先生に必死にお願いして、1年ほどしてこの歌をいただきました。でも昔の声を聴きたかったら、どうぞレコード屋さんにいってテープを買ってくださいね」といった具合。会場の中高年のファンも自分たちの人生と重ね合わせながら、しんみりとこまどり演歌とトークに浸っていた。

 この日のステージには中国・湖南省出身の双子姉妹「桜組」も『津軽恋ごころ』と『緋ぼたん桜』の2曲を軽快なリズムと独特の振り付けで颯爽と披露した。桜紅丸と桜蘭丸の二人だ。6月にCDデビューし、8月に本格デビューするというニューフェイス。今年1月に来日、現在、歌だけでなく、剣舞、日舞、ダンス、さらに日本語の習得と猛特訓の毎日。日本の食べ物では「寿司、ラーメンが大好き。特にトンコツラーメンのスープが美味しい」と屈託なく笑う。

 彼女たちをスターダムにのせようと張り切るキャピタル・プロダクションのエグゼクティブプロデューサー・西山由之氏は「自分も60歳を過ぎた。会社も一部上場を果たし、経済団体の正会員にもなった。同年輩の人たちにもう一度夢を見てもらいたい。この二人を世に送り出すことは、世の中に対する恩返し作戦の第一弾だ」と意気込む。なお、前述した2曲は西山氏の作詞だ。

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