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在日華僑子弟対象の「新型華文教育」実施へ

2009-07-24 20:26:04 筆者:admin06 出処:日中新聞社 回数をブラウズします:0 ネット友達から評価 0 箇条

立命館と初芝学園が提携
新型華文教育が現実味を

日中教育交流が可能性を
斬新なモデル事業が始動

 「在日中国人が普通の日本校へ行くと中国プログラムに接することができない。初芝橋本高校では普通の高校の教科をやりながら、中国プログラムも導入する。日本人・中国人が一緒に勉強する。第二外国語として中国語を学べて、中国の歴史や文化さらに、書道や京劇など選択制で学ぶことができる。このような機会を与えたいというプログラムだ」と初芝学園の鈴木副理事長。つまりこの教育プログラムにより、有名大学進学へのハンディがなく、中国の言語・歴史・文化も学べるという「一挙両得」の教育システムとなっている。

 初芝橋本高校は現在、立命館コース、体育コース、国際コース、英数Sコース、英数Aコースの4コースがあり、生徒数は320名。大学進学率はほぼ90%近い。同じ法人下の初芝富田林高校は東大、京大をはじめ日本の有名大学の合格者を出しており、有名な進学校として名高い。そこで初芝富田林高校の教員移動も視野に入れ、進路指導体制の強化を図る予定。

 立命館孔子学院学院長の周さんは新型華文教育について①中国語・中国歴史・文化が学べる②大学受験力量をつけることができる③寮が確保されている④立命館を通じて中国の名門大学に留学できる――とし「斬新な教育モデル事業」と述べた。

 さらにこれを補足する形で鈴木副理事長は「立命館は中国政府と提携し、大学幹部の研修に力を入れてきた。特に中国の地方の多くの大学と提携している。日本のほとんどの大学は中国の沿海部の大学との提携が中心になっているが、私どもは中国の全国の大学と提携しているところが大きな特徴。しかも第二外国語として日本語を学んでいる人のレベルも高く、第二外国語として日本語学んでいる高校生の初芝学園への編入学の道も開いていきたい。こうした教育交流を通じて日中の橋渡しができれば幸いだ」と述べた。

 

 

 昨年7月、学校法人立命館と学校法人大阪初芝学園は教育提携をした。この提携は初芝学園傘下の学校における立命館コース設置へと発展したが、これを契機にして初芝橋本中学校・高等学校において2010年度から、在日華僑子弟を対象とした華文教育プログラムを立ち上げることになった。

 その説明会が大阪・東京で開催された。説明会には、学校法人大阪初芝学園副理事長・学校法人立命館理事長特別補佐の鈴木元氏、学校法人初芝学園学園長の福永正博氏、初芝橋本中学校・同高等学校校長の上里昌輝氏、立命館孔子学院学院長の周 生氏が出席して趣旨説明を行った。

 立命館孔子学院学院長の周氏が中国語で挨拶した後、初芝学園副理事長の鈴木氏がこのプログラムを立ち上げるにことになった経緯・目的・内容について説明した。

 鈴木氏の説明によると、前中国大使の王毅氏が在任中に初芝学園に対して「在日華僑に対する正規の教育のほかに華僑だけの正規の学校を作ってはどうか」と提案をされたことが発端。

 これを受けて学園側では検討に入ったが、近年の学校認可の動向、学校を新規に設立するとなると施設設備・教員・生徒数などの厳しい設置条件をクリアしなければならないこと、そのためには莫大な資金を必要とすることから進展がみられなかった。

 さらにすでに華僑学校や朝鮮学校等はあるものの、これらの学校は各種学校扱いとなっており、卒業後、直接大学を受験できず、大学入学資格検定に合格してから大学入試を受けることになる。しかも日本の国立大学を受験することはできない。このようなハンディを抱える学校になり、教育機関として本来の使命を果たせないとの結論に達し、新規の学校設立の話しは立ち消え状態になっていた。

     ◇

 このようにして3年の歳月が流れたが、昨年7月に学校法人立命館と学校法人大阪初芝学園が提携し、初芝学園傘下の学校において立命館コースを設置し、第二外国語として中国語、さらに中国の歴史・文化等を学べるようになった。初芝学園は高等学校3校、中学校3校、小学校、幼稚園、スイミングスクールを設置しており、大学を設置しない私立学校法人としては大阪一の規模を誇る。

 このうち和歌山県橋本市にある初芝橋本中・高等学校は中堅の私立学校として多くの学生を集めてきていたが、現在、地理的要因などさまざまな理由により定員割れを起こしており、再生が課題となっている。橋本市は大阪への通勤圏で片道1時間ほどの道のり。生徒の65%は大阪から通学している。同校には国際科があり、寮も設置されている。かつてはタイの留学生が学んでいたが、高校生段階で留学生を系統的に確保することは難しく、現在では留学生の受け入れは行っていない。

そこで長年、中国との交流を進めてきた立命館と初芝学園が提携した機会を生かし、初芝橋本高校の定員を活用し、社会的に求められている、在日華僑の子弟教育プログラムを実施することになったもの。

 具体的には正規の普通科教育を行ったうえで、第二外国語として中国語教育を行う。また課外として中国歴史、中国文化を学び修得するシステムを作る。日本に在住の華僑・華人たちは、子供達に日本の有名大学で実力を身につけてほしいと願っている。実際に子弟の9割が大学進学を果たしている。

     ◇

 「在日中国人が普通の日本校へ行くと中国プログラムに接することができない。初芝橋本高校では普通の高校の教科をやりながら、中国プログラムも導入する。日本人・中国人が一緒に勉強する。第二外国語として中国語を学べて、中国の歴史や文化さらに、書道や京劇など選択制で学ぶことができる。このような機会を与えたいというプログラムだ」と初芝学園の鈴木副理事長。つまりこの教育プログラムにより、有名大学進学へのハンディがなく、中国の言語・歴史・文化も学べるという「一挙両得」の教育システムとなっている。

 初芝橋本高校は現在、立命館コース、体育コース、国際コース、英数Sコース、英数Aコースの4コースがあり、生徒数は320名。大学進学率はほぼ90%近い。同じ法人下の初芝富田林高校は東大、京大をはじめ日本の有名大学の合格者を出しており、有名な進学校として名高い。そこで初芝富田林高校の教員移動も視野に入れ、進路指導体制の強化を図る予定。

 立命館孔子学院学院長の周氏は新型華文教育について①中国語・中国歴史・文化が学べる②大学受験力量をつけることができる③寮が確保されている④立命館を通じて中国の名門大学に留学できる――とし「斬新な教育モデル事業」と述べた。

 さらにこれを補足する形で鈴木副理事長は「立命館は中国政府と提携し、大学幹部の研修に力を入れてきた。特に中国の地方の多くの大学と提携している。日本のほとんどの大学は中国の沿海部の大学との提携が中心になっているが、私どもは中国の全国の大学と提携しているところが大きな特徴。しかも第二外国語として日本語を学んでいる人のレベルも高く、第二外国語として日本語学んでいる高校生の初芝学園への編入学の道も開いていきたい。こうした教育交流を通じて日中の橋渡しができれば幸いだ」と述べた。

 

 

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趣旨説明する鈴木副理事長

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