中国が国際航運の中心に
2010-02-26 16:40:32 筆者:phpcms 出処: 回数をブラウズします:0 ネット友達から評価 0 箇条
世界20大港湾に7港湾がランクイン
上海国際航運研究センターの張ショウシュ博士は「今後10年から20年でロンドンは世界の航運の中心という優勢地位を失い、航運のハイエンドサービスはアジアに移行する。この東への移行の最終地点は中国に違いない」と大胆に予測する。
交通運輸部と上海市政府は1月28日、上海国際航運センターの建設を共同推進する「国際航運センター協力推進加速に関する覚書」を上海で取り交わした。全国各地で国際航運センターの建設が進むなか、上海はその最先端を行き、発展水準が最も高い。他の地域も現在、国際航運センターの建設に力を入れているほか、渤海湾、長江デルタ、珠江デルタといった3つの港湾を中心とする3大国際航運センターの建設も進められている。
最新の「2009年上半期の世界20大港湾におけるコンテナ取り扱いランキング」には、中国大陸部の港湾が7つランクイン。また中国で昨年貨物取扱量が1億トン以上の港湾は20にのぼった。上海はそのトップで、貨物取扱量は前年比1.8%増の5億9200万トンで5年連続世界一、コンテナ取扱量は2500万1000個で3年連続世界第2位だった。
昨年は金融危機の影響で、中国の港湾の貨物取扱量は前年比8.2%増の69億1000万トンと増加率は1.4ポイント落ち込んだものの、国外の港湾の取扱量はさらに不振だった。
ベルギー第2の都市アントワープの推測によると、同港の昨年の貨物取扱量は前年比16.7%減の1億5800万トン。シンガポール海事港業務管理局が発表した最新統計によると、同港の昨年の貨物取扱量(バラ貨物)は前年比8.9%減の4億696万トンだった。
中外運長航集団の李甄総裁補佐によると、アジアの経済・貿易の急成長に後押しされ、アジアの航運業は長期的に発展し、世界の航運資源がアジアに集まり、その重心は東アジア、特に中国に移行しているという。
内陸部の経済と対外貿易とでダブル牽引
交通運輸部の李盛霖部長はかつて、内河航運の発展を加速することで総合運輸体系の建設を推し進める方針を打ち出した。
中国には延々と続く海岸線があり、港湾の数も多い。特に東西を横断する大河が海に流れ込み、経済的価値の高い河口港を建設するには有利といえる。国際航運センター集散輸送システムの重要な構成部分である内河航運を、港のコンテナ集散輸送の重要手段のひとつとして国際航運センターと結び付けることは国際航運センター建設にとっても重要なことだ。
中国の鉄道距離は今年9万キロ以上に達すると同時に、東西5本、南北7本の高速道路網も形成された。道路、鉄道交通網の発達は広大な内陸部に港や航運センターを建設するのにプラスとなる。世界の航運の中心も世界の経済発展の重心に伴って移行するのが常だ。
昨年、中国はドイツに代わり世界一の輸出大国になった。対外貿易の発展は中国の国際航運センター建設にとって重要な条件といえる。中国の対外貿易の急成長と「世界の工場」の地位が益々強固になるにつれ、中国東部沿海には世界有数の港が多くみられるようになった。
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