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国際書法小品選抜展 劉洪友先生実演「曲水の宴」
2013-05-17 18:36:47   From:   コメント:0 クリック:

東京中国文化センター 中国書法学院 初の「曲水の宴」で大きく盛上る 2日間で200人超の書法ファン







 東京中国文化センターと中国書法学院は、5月1、2の両日、東京中国文化センターで劉洪友先生実演「曲水の宴」を行った。これは国際書法小品選抜展を飾るイベントの一環として開催したもので、元内閣総理大臣の海部俊樹氏をはじめ、歌手の仲宗根美樹さん、中国大使館総領事の劉亜明氏など多数の書法ファンが駆け付け、大きな賑わいをみせた。なお、2日間で200人を超す人たちが「曲水の宴」を楽しんだ。
 
 「曲水の宴」とは中国では陰暦3月上巳の日に禊(みそぎ)を行い、汚れをはらい水に流す慣習があった。後には流れに臨んで杯を浮かべ、その杯が自分の前を流れ過ぎないうちに詩を作り、詩ができなければ罰杯を飲まされるという遊びに発展した。
 353年(永和9)東晋の諸名士41名が山陰(紹興)の蘭亭に集まってこの遊びに興じ、そのときかかれた王羲之の『蘭亭序』とともに、この習慣は後世に語り継がれている。また『蘭亭序』は王羲之の書の最高傑作と言われている。
 この日の「曲水の宴」では主持が太鼓を打っている間にボールを順番に回していく。音が鳴り終わったときにボールを持っていた人が揮毫するか、できなければお酒を飲むという方法で行われた。このようにして多くの作品を創作した作品は多数に上った。
 なお、国際書法小品選抜展には、100点以上の作品を選んで出展した。劉院長は8点の作品を出品した。すべて「人」の文字で編成した。中には前衛的な文字もあれば、アート的な文字もある。2カ月かけて渾身の作品を完成させた。
 「前衛的であれ、アート的であれ、文字を離れると芸術ではなくなる。篆書、隷書、行書、草書、楷書―それぞれの書体で一つの文字を表現する。そこで大切なのは美術の粋を集めるということになる。その意味で小品といえど、大きな世界を小さな世界に表現する。大きな世界を小さな世界で見るというダイナミックな作品展になった」と劉洪友院長。
 
海部俊樹元総理も渾身の揮毫
美術の粋集め、大世界を表現
 
 また、今回のイベントの目的は、文化祭りという趣旨で中国の古典の作家や文人たちの姿、魂を表現したという。「今回、日中の文人たちが様々な交流を行うことにより、日中は共に共通点が多い国であるとの観点から相互理解と友好を深めていきたいとの願いを込めた」という劉委員長。
 イベント冒頭に挨拶に立った海部俊樹元総理は「私と劉先生は古くから多くの交流があり、幾度となく一緒に中国を訪問したことがある。劉先生は長きにわたり、日中友好のために貢献してきた、私の良き友人である。その地道な努力に対して高く評価したい。私はこのような場でこのようなことは言いたくないが、最近、日本の政治家の中には日中友好の心に欠ける人たちが出てきた。彼らは日中関係に悪い影響を与えている。劉先生には日中友好の使者として使命を果たされるものと期待している」と語っていた。
 また、歌手の仲宗根美樹さんは「書に興味があったが、これから劉先生を師と仰ぎ、生徒の一人として書に親しんでいきたい」と決意を語っていた。
 「曲水の宴」は日本初のイベントとなった。横浜の「皇朝」がイベントの成功を祈って2日間連続、中国料理や紹興酒を寄付・配送。会場を訪れた人々には無料で振舞われた。なお、この日、揮毫した作品はすべて日中友好団体に寄付した

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