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海外富裕層、滞在リゾート 森トラスト系、北海道に
2016-06-18 11:22:23   From:日本経済新聞   コメント:0 クリック:

  森トラスト系の投資会社が北海道苫小牧市で大規模なリゾート開発を始める。総事業費600億円でホテルやコテージが中心のリゾート施設を建設し、2020年の部分開業を目指す。医療施設のほか、1千平方メートル規模の大型コテージを備え、海外の富裕層が北海道に1週間程度、滞在するような需要を取り込む。国内は海外の富裕層の需要に応える超高級施設が不足していると判断した。

 森トラストの森章社長が個人で全額出資し、会長を務める投資会社、MAプラットフォーム(東京・港)が開発する。施設全体の完成は札幌市が冬季五輪・パラリンピックの招致を目指す26年を想定。訪日外国人の消費が買い物からリゾートやサービスに移り始めたと見て大型事業を始める。

 事業地は苫小牧市街地の北側の植苗地区にある。別のリゾート施設計画が持ち上がっていたがMAプラットフォームが3月に買い上げた。事業費は金融機関からの借り入れで賄う。MAプラットフォームが事業主体となり、施設の運営は外資の専門会社に委託する。

 敷地面積は東京ディズニーランド20個分にあたる1057ヘクタール。まず150室のホテル、数棟のコテージを建てる。ホテルの宿泊料金は1室1泊10万円以上になるとみられる。26年にはホテルが計330室、コテージは40棟になる。

 コテージは土地を売却し、購入者の要望に沿った建物を建てる。例えば1区画が8千平方メートルのプランでは2階建てで延べ床面積1千平方メートルの建物を計画している。料理人らを帯同させる使い方も想定し、所有者が宿泊しない場合は一般客向けに貸し出すこともできる。

 周辺はゴルフ場が多く、スキーもできる。クリニックを設けるなど医療ツーリズムの機能も持たせる。宿泊者が苫小牧市内など近隣のマリーナにヨットを係留する場合、リゾート施設側が管理サービスを提供することも検討する。敷地は新千歳空港から車で15分。道内観光の拠点となる滞在型の施設にする。

 森トラストは地方で訪日客の取り込みを狙う宿泊施設の開発に力を入れている。自社運営する滞在型の宿泊施設「ラフォーレ倶楽部」の半数を、米高級ホテル「マリオット」に切り替えるほか、奈良県には最高級ブランドの「JWマリオット」を誘致し、20年の開業を目指している。


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