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夫婦喧嘩で立腹、夫殺鼠剤飲む 生死を彷徨うが、妻の怒り変らず
2013-08-09 11:35:48   From:   コメント:0 クリック:

山東省青島市で夫婦げんかに憤った男性が殺鼠剤を飲む事件が発生。しかし妻は顔色ひとつ変えず、男性は自力で救急車を呼んだという。男性は...
山東省青島市で夫婦げんかに憤った男性が殺鼠剤を飲む事件が発生。しかし妻は顔色ひとつ変えず、男性は自力で救急車を呼んだという。男性は猛毒の副作用で命も危うい状態に陥ったが、妻の怒りは収まらなかった。
 青島市四方区寧化路に住む孫さんは9月26日午前8時、妻と激しい夫婦げんかを起こした。諍いは前の晩に始まり、朝にはすっかり険悪になっていたという。気が収まらない孫さんは殺鼠剤を階下から持って来て妻の面前で3包あおって見せた。
 孫さんの頭の中のシナリオは、驚いた妻が慌てて孫さんを病院に連れて行き、一命を取り留めたところで仲直りというものだった。しかし妻は「病院には自分で行きなさい」という。やむを得ず自分で救急車を呼んだが、到着前に意識が危うくなった。
 隊員は「黒い水を吐いていた」と様子を振り返る。「自分でカバンを持って階段を降りようとしたが、足元がふらついていた。車内では何度も水を飲ませては吐かせる処置を繰り返した」
 殺鼠剤の主成分はリン化亜鉛だった。リン化亜鉛はそのものの毒性は強くないが、胃酸と混ざると猛毒に変わる。医師は「最近の殺鼠剤は大体がこれ」と語る。「獣臭いのでネズミは好んで食べるが、他の動物は嫌う。人間が3包も飲んだら命に関わる」
 医院のスタッフは孫さんの携帯電話で何度も妻に連絡したが、命に関わる状態と告げても「あの人のことなど知らない」と怒りは覚めない。やむを得ず家まで説得に赴くも、妻の態度は変わらなかった。
 孫さんの容体は胃の洗浄などを経て落ち着いたが、言葉が流暢に出ない。その後も1人病室で点滴を続けるが、仲直りの見込みはつかないようだ。

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