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ドラマの食事シーンは何回? 湖北大学が学生に奇妙な課題
2013-08-09 11:36:33   From:   コメント:0 クリック:

「今日の課題はドラマ『巴厘島的故事(バリ島の物語)』の第4話と第7話でそれぞれ食事シーンが何回出てくるか数えてくること」。湖北大学...
「今日の課題はドラマ『巴厘島的故事(バリ島の物語)』の第4話と第7話でそれぞれ食事シーンが何回出てくるか数えてくること」。湖北大学の教員が学生に出した奇妙な課題が話題を呼んでいる。学生たちは「こんな課題初めて」と驚いた様子だ。
 課題は湖北大学放送学科の「ラジオ・テレビの視覚学概論」という科目の中で出されたものだという。指定されたドラマの中で食事シーンが何回出るか数えるという一見単純な作業だが、その意味や目的は学生にも謎だ。
 学生の劉暁紅さんは「こういう目的でテレビを見るのは苦痛」と語る。しかし面白がる学生も多く、嬉々として課題の準備に取り掛かる人も多いという。
 課題を出した王井教諭は「テレビの内容は現代人の体験を基に形作られるもの」と語る。「どんなにテーマのスケールが大きくても、番組は小さなシーンの集まりで構成される」。この理論を実際のシーンで確かめると、アジアと欧米のテレビ番組に明確な違いが現れるという。王教諭によれば、アジアの番組の中では食事場面、欧米の番組ではラブシーンが多いとのことだ。
 自身も学生時代に印象的な課題を出されたという。担当の講師は理由も目的も明かさずにそれぞれの学生が最も気に入ったCMを決めてくるように伝え、次の講義ではそのCMを模したCMを製作するよう指示した。ある男子学生のグループはストッキングのCMを選んでしまったため、撮影時に黒ストッキングを履くよう求められ、講義室が笑いに包まれたという。「CMを再現するあの課題のおかげで、外から見たテレビと製作する側のテレビというものの違いをはっきり知った気がする」

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