「恋愛はするけど結婚怖い」 若者に「結婚恐怖症」増加中
2013-08-23 14:27:05 From: コメント:0 クリック:
恋人は有能で容貌も良く、性格も優しい。それでも結婚を切り出されると怖くなる。中国では「結婚恐怖症」とも呼ぶべき心理状態に陥る人が増...
恋人は有能で容貌も良く、性格も優しい。それでも結婚を切り出されると怖くなる。中国では「結婚恐怖症」とも呼ぶべき心理状態に陥る人が増加中だという。心理学の専門家は「心の未成熟と安定感の欠如が原因」としつつ、離婚率の上昇や家庭内トラブルに関する話題の多さも原因の1つと見ている。
武漢市漢口に住む蘇さん(27歳)は今年2月14日に知り合った李さんと交際中だ。最初は相手の一目惚れだったが、人柄の良い李さんに蘇さんも惹かれ、今では両親も公認の仲だという。しかし李さんから結婚の話が出ると、なぜか躊躇してしまった。
蘇さんは現在、李さんとの別れまで考えている。「結婚は一生のことだから、もし判断を間違えたらと思うと怖い」
「結婚恐怖症」は今回が初めてではないという。以前も2回ほど男性と交際し、1人とは3年も交際が続いた。両親も相手を気に入ってくれたが、式の日取りを決める段階で恐怖に耐え切れなくなり、別れを告げてしまった。
同様の悩みを抱える女性は多い。陳さん(25歳)は「親がけんかばかりしていたから結婚に自信が持てない」と語る。「恋愛だけならいいけど」。王さん(34歳)は結婚の2日前に断ってしまった。理由はやはり結婚後の生活に対する恐れだったという。
【小見出し】
相談件数は年々増加
結婚観を見直し必要
武漢市内の心理相談室で伺ったところ、恋愛や結婚、不倫、夫婦関係などに関する悩みは以前から多いが、最近は「結婚恐怖症」の相談も年々増えているとのことだった。
相談者には男性もいる。「私が担当した男性は新居まで用意したのに、婚姻手続きをしに行く時に怖くなってしまった」。武漢栄格心理相談センターの黄進軍氏によると、同センターが受ける恋愛や結婚関連の相談のうち、「結婚恐怖症」に関するものは20~30%を占める。相談者に共通する特徴は心の発達が未成熟で安定感が欠如している点だという。
国家二級心理カウンセラーの熊享権氏は「80年代生まれが多く、大部分が一人っ子」と指摘。「離婚率の上昇や家庭内トラブルの頻発などを見て不安に感じているのだろう。相談件数は増える一方で、名前を偽って何度も相談してくる人もいる。しかし相談の中身は一緒」
良い対策はあるのだろうか。武漢竹雨心理相談センターの高級心理カウンセラー、張青氏は「結婚は靴と一緒で、合うかどうかは履いてみないと分からない」と語る。「履かなければ足に豆ができる心配もないが、裸足でいれば釘を踏んだ時にどうなるか。結婚は愛情を守る防壁だということに気づくだろう。恐怖を克服するにはまず結婚に対する認識を変えること」
国家二級心理カウンセラーの蒋紅芳氏は「自分が結婚生活に何を求めているのかに気づくべき」と指摘。「ぼんやりとして現実感のない理想を具体的な目的に変えれば、恐れは消えてゆく」
熊氏は「結婚でしか味わえない幸福も存在する」と語る。「恐れる人は幸せな家庭生活を送っている人たちと接触を持ってみるのも良い」
武漢市漢口に住む蘇さん(27歳)は今年2月14日に知り合った李さんと交際中だ。最初は相手の一目惚れだったが、人柄の良い李さんに蘇さんも惹かれ、今では両親も公認の仲だという。しかし李さんから結婚の話が出ると、なぜか躊躇してしまった。
蘇さんは現在、李さんとの別れまで考えている。「結婚は一生のことだから、もし判断を間違えたらと思うと怖い」
「結婚恐怖症」は今回が初めてではないという。以前も2回ほど男性と交際し、1人とは3年も交際が続いた。両親も相手を気に入ってくれたが、式の日取りを決める段階で恐怖に耐え切れなくなり、別れを告げてしまった。
同様の悩みを抱える女性は多い。陳さん(25歳)は「親がけんかばかりしていたから結婚に自信が持てない」と語る。「恋愛だけならいいけど」。王さん(34歳)は結婚の2日前に断ってしまった。理由はやはり結婚後の生活に対する恐れだったという。
【小見出し】
相談件数は年々増加
結婚観を見直し必要
武漢市内の心理相談室で伺ったところ、恋愛や結婚、不倫、夫婦関係などに関する悩みは以前から多いが、最近は「結婚恐怖症」の相談も年々増えているとのことだった。
相談者には男性もいる。「私が担当した男性は新居まで用意したのに、婚姻手続きをしに行く時に怖くなってしまった」。武漢栄格心理相談センターの黄進軍氏によると、同センターが受ける恋愛や結婚関連の相談のうち、「結婚恐怖症」に関するものは20~30%を占める。相談者に共通する特徴は心の発達が未成熟で安定感が欠如している点だという。
国家二級心理カウンセラーの熊享権氏は「80年代生まれが多く、大部分が一人っ子」と指摘。「離婚率の上昇や家庭内トラブルの頻発などを見て不安に感じているのだろう。相談件数は増える一方で、名前を偽って何度も相談してくる人もいる。しかし相談の中身は一緒」
良い対策はあるのだろうか。武漢竹雨心理相談センターの高級心理カウンセラー、張青氏は「結婚は靴と一緒で、合うかどうかは履いてみないと分からない」と語る。「履かなければ足に豆ができる心配もないが、裸足でいれば釘を踏んだ時にどうなるか。結婚は愛情を守る防壁だということに気づくだろう。恐怖を克服するにはまず結婚に対する認識を変えること」
国家二級心理カウンセラーの蒋紅芳氏は「自分が結婚生活に何を求めているのかに気づくべき」と指摘。「ぼんやりとして現実感のない理想を具体的な目的に変えれば、恐れは消えてゆく」
熊氏は「結婚でしか味わえない幸福も存在する」と語る。「恐れる人は幸せな家庭生活を送っている人たちと接触を持ってみるのも良い」
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