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園児のうつぶせ寝事故 IoTで防げ、保育ベンチャーのユニファ
2017-10-04 14:46:26   From:日経   コメント:0 クリック:

 保育所向けサービスのベンチャーのユニファ(名古屋市、土岐泰之社長)は4日、保育所で園児のうつぶせ寝による事故を、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を活用して防ぐサービスを始めると発表した。子供の衣類に小型センサーを取り付け、体の傾きや動いているかどうか把握する。幼児の死亡事故の多くは睡眠時に起きているため、異常を検知して事故を防ぐ。

 新サービス「るくみー午睡チェック」は直径4センチメートルほどの円盤形の加速度センサーを園児が着ている衣服に取り付ける。センサーが園児の寝返りや、うつぶせやあおむけで寝ている状態などを把握する。

 園児の状態は5分ごとにタブレット端末に近距離無線通信「ブルートゥース」で送信する。これまで保育士が園児の様子を一人ひとり見て確認し、紙で記録していた。園児が1分以上うつぶせ状態だったり、約30秒動かなかったりした場合、タブレットの警告音が鳴る。保育士の負担軽減につながるとして2018年に提供を始め、3年後に1万施設に導入を目指す。

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