中国語  日本語
ホーム > 社会 > 記事全文

特定秘密、廃棄ルール見直しを 衆院審査会が意見
2018-03-28 14:06:33   From:日経   コメント:0 クリック:

 特定秘密保護法の運用を監視する衆院情報監視審査会は28日、政府が指定した特定秘密に関する年次報告書を大島理森衆院議長に提出した。2016年中に原本のコピーも含めると約44万5千件の特定秘密文書が省庁の判断で廃棄されており、廃棄に関する新たなルールを設けるよう政府に求めた。

 特定秘密の指定状況について関係省庁などから説明を聴き、まとめた。国会法に基づく政府への「勧告」は見送り「意見」にとどめた。報告は14年の同法施行後、3回目。

 廃棄された秘密文書は各省庁の判断で保存期間を1年未満と指定していた。多くは原本が別に管理されている複製文書だが、額賀福志郎会長は同日の記者会見で「十分なチェックがない可能性がある。原則、全部1年以上保存し、監視するのがいい」と話した。

熱に関連する単語の検索:秘密

前の記事:不要ケータイ、郵便局で回収 五輪メダルの材料に
次の記事:首相、国有地売却「一切関わらず」 18年度予算成立へ

分享到: 收藏