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国際スケート連盟、北京冬季五輪会場を高評価
2018-06-04 14:12:04   From:チャイナネット   コメント:0 クリック:

 国際スケート連盟(ISU)のトロン・エスペリ副会長らISU技術代表者が24−27日に北京を訪問し、北京冬季五輪スピードスケート会場建設計画と開催組織の事前調査を行った。

 

 エスペリ氏は国家スピードスケート館の施工現場を視察後、その外観・デザインが「魅力的だ」と述べた。会場の建設には昨年と比べ大きな進展があり、エスペリ氏は北京冬季五輪組織委員会と施工業者の作業効率と丁寧な仕事ぶりに満足した。

 

 国家スピードスケート館は3360枚のガラスをつなげた、なめらかな楕円形状をしている。ガラスの表面は釉薬によって軽やかなリボンのように見えるため、「氷のリボン」とも呼ばれている。国家スピードスケート館の地下構造は今年6月に、観客席の構造は9月に完成する予定だ。今年中にリングビームとケーブルの構造が完成し、来年6月にガラス製カーテンウォールが完成する。来年末までにすべての作業が完了する。

 

 エスペリ氏は、会場が五輪開催2年前に竣工するため、各システムの試験と調整の十分な時間が確保されており、最良の条件を整えることができると指摘した。エスペリ氏は、2022年北京冬季五輪で「新たな五輪記録が記録されることを願う」と述べた。

 

 ISU技術代表者は現場の視察を終えると、北京冬季五輪組織委員会の関連業務・分野の責任者、施工業者の代表者らと会議を開いた。会場の重要機能エリア、競技計画、製氷システム、スコアボード、スクリーン、中継場所、照明・音響システム、競技後の利用などについて十分に議論し、より良いプランを模索した。

 

 計画によると、国家スピードスケート館は2022年北京冬季五輪後、「スポーツ、健康促進、文化・レジャー、展覧・展示、社会公益」という「五位一体」の多機能氷雪センターになる。

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