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「敵基地攻撃」明記見送り表明 防衛大綱で岩屋防衛相
2018-11-20 14:54:25   From:日経   コメント:0 クリック:

岩屋毅防衛相は20日の閣議後の記者会見で、12月中旬に決定する新たな防衛計画の大綱(防衛大綱)をめぐり、弾道ミサイルなどが発射される前に敵の拠点を攻撃する敵基地攻撃能力の明記を見送る考えを表明した。「日米の役割分担として敵基地攻撃能力は米国に依存するという考え方に変わりはない」と述べた。

自民党が5月にまとめた提言では、ミサイル攻撃を受けた後に2発目を防ぐための「敵基地攻撃能力」の保有検討を求めていた。防衛大綱に関する与党のワーキングチーム(WT)座長を務める小野寺五典前防衛相は19日の講演で「今回の大綱の議論には入らない」と見送りを容認していた。岩屋氏は小野寺氏の発言について「齟齬(そご)はない」と語った。

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