中国語  日本語
ホーム > 社会 > 記事全文

電気ショックでミミズ乱獲 乾燥して製薬材料として販売
2012-07-11 11:45:37   From:   コメント:0 クリック:

 海南省瓊海市では最近、地面に電気を流してミミズ捕りを行う人が増加中だ。ミミズはキロ単位で薬材として取り引きされるが、格好の副業と...
 海南省瓊海市では最近、地面に電気を流してミミズ捕りを行う人が増加中だ。ミミズはキロ単位で薬材として取り引きされるが、格好の副業として好まれる反面、環境への影響を懸念する声も上がっている。地元紙『南国都市報』が伝えた。

 「何カ月も前から電気でミミズを捕る人たちを見かける。市のどの窓口に相談して良いのか」。瓊海市の男性李さんの案内で?水から大路鎮の路上に出ると、10人ほどの男女がT字型の棒を片手にミミズ捕りをしていた。
 屯昌県から来た家族連れの男性は「雨の日には1日に150キロぐらい捕れる」と語る。干したものは500グラムあたり70元、生きたままのものは4元前後で売れるという。
 男性が棒を地面にあててスイッチを入れると、数秒後に周囲2平米ほどの範囲で長さ40~50センチ、太さが小指ほどもあるミミズが次々と這い出した。脇では小さなミミズたちが息絶えてゆく。「こういう小さいのは売り物にならない」。男性が大きなミミズをかき集めると、バケツが半分ほども埋まった。ミミズ狩りは私有地を避け、道端などで行っているという。
 11時20分頃、近くの休憩場に10人ほどの買い取り人がバイクで現れた。1人あたり1日1トン近く買って行くという。ミミズは大路鎮や文昌県煙?市などの加工場で乾燥処理され、医薬品会社に出荷される。

 道具の入手先を買い取り人に問うと、大路鎮内のバイク店に案内された。店の表には例のT字型の棒が多数置かれ、看板には「地龍機」とある。地龍はミミズの俗称だ。
 販売者の男性によると、地龍機は車用のバッテリーをバケツに備え、導線でT字型の棒に繋いでスイッチを取り付けただけの簡単な装置だ。価格は1800元とかなり高価だが、1日に4~5台は売れている。同様の商品を売る店は7~8軒あるが、誰も安全性などは気にしていないという。しかし事故の可能性を問うと「漏電することは時々ある」と答えた。「私も何回か感電したことがあるよ」
 地面に電流を流す行為は土地や作物に影響しないのだろうか。ミミズ捕りをする人に伺うも、よく分からない様子だ。
 地元の意見は2つに分かれている。肯定派は「自分も加わるつもり」、否定派は影響を心配するも「自分の敷地の近くでしないように注意するだけ」とのことだった。高齢の男性は「最近の人は金になれば何でもやる」と途方に暮れた様子だ。「良くないことは分かるんだが、止める手立てがない」
 海南師範大学生命科学院の朱麟教授は「ここまで大規模な乱獲は土壌の質にも生物の多様性にも壊滅的な打撃を加えかねない」と警鐘を鳴らす。ミミズは土壌の改良に重要な役割を果たす益虫だが、薬品材料としても価値が高い。需要量が多いため養殖では間に合わず、価格は上がる一方だという。
 また、電流で地中の微生物などの生存状況も悪化するため、食物連鎖の破壊から土壌が立ち直るのに長い年月がかかる恐れもあるとのことだ。

熱に関連する単語の検索:

前の記事:小学生に奇抜すぎる玩具流行本物そっくりな乳房や男性器
次の記事:36歳ご長寿猫ついに入院 全国から見舞ネットエール

分享到: 收藏