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50代男性教員、女性に性転換
2015-05-05 16:01:23   From:男性教員 性転換   コメント:0 クリック:

女性ホルモン開始、近く性器切除も 台湾島内紙『聯合報』は台中市の50代の教員の一大決心を取材。女性の心を持つその男性は妻の他界を機

 
女性ホルモン開始、近く性器切除も
 
 台湾島内紙『聯合報』は台中市の50代の教員の一大決心を取材。女性の心を持つその男性は妻の他界を機に女性ホルモンの服用を開始し、化粧と婦人用の衣服で美女に変身した。今年6月には男性器の切除も行う予定だという。
 国立台中第一高級中学で生物を担当する曽さん(51歳)は4人兄弟の長男だが、幼い頃から女の子になることが夢だった。しかし従来のジェンダー観がまだ根深い時代だったため、自身の願望を心の奥に閉じ込めていたという。その後曽さんは結婚もし、愛妻家を演じ続けた。
 しかし結婚から6年後の一昨年に妻ががんで他界し、子どももいない曽さんは「第二の人生」に踏み出した。
 曽さんは一昨年の年末より精神科医の指導を受けつつ女性への道を歩み始め、最初は中性的な服装や長髪、化粧などから入った。太めの体型も運動で絞り、90キロ以上あった体重は70キロ台にまで減少した。
 わずか半年で「きれい」になった曽さんは校内でも注目の的となり、生徒たちも同僚たちも賞賛した。
 陳木柱校長は「開校100年の歴史の中で性転換を志した唯一の教員」と語る。「彼の勇気を応援したい。性の平等を表す生きた教材だと思う」
 曽さんは昨年5月、生物担当教員の会議の開会宣言に性転換者の記録映画を用いた。他の教員たちからは賞賛や励ましが寄せられ、生徒からも保護者からも偏見や批判を受けることはなかった。
 「弟も妹も甥も理解してくれているけど、母だけは無理らしい」。学校で非難を受けた場合は早めの定年退職も考えていたが、現在は心強い気分とのことだ。「うちの学校は本当に温かく受け入れてくれた。私は幸運な人間だと思う」

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