世界経済は大混乱..それでも、イギリス国民が「EU離脱」を望んだ3つの理由
2016-06-25 13:43:45 From:まとめ コメント:0 クリック:
欧州連合(EU)残留・離脱を問う英国の国民投票は衝撃的な「離脱」を選択した
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これをもう一度やり直すという可能性もないとは言えず、100%決定ではないが、95%は離脱決定と考えていいだろう
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離脱派が残留派に3ポイント以上の差をつけて約52%の得票率で勝利した
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当然、世界経済に多大なる影響を及ぼした
英国のEU離脱(ブレグジット)は世界経済に動揺を与えた
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政治家も、世論調査会社とブックメーカー(賭け屋)のアナリストも、市場も、最後は「残留」と読んでいたはずだ
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リーマンショック級の経済危機が迫っているという報道もあり、混乱が広がっている
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▼それほどまでに離脱をしたかった理由とは?
離脱決定に伴うこうした混乱は予想されたのに、離脱派が勝ったのは、英国内の反EU感情が根深いことの表れだろう
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EU加盟国内での経済格差
離脱派は労働者階級、そして地方のいわゆる保守層からの圧倒的な支持を集めました
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EUは加盟国の間の経済格差が凄まじいからです
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EU運営に必要な予算に対し、EU各国に負担が割り振られている。負担は経済力の強い国が大きく、経済力の弱い国が小さくなる仕組みだ
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例えばスペインやギリシャの高速道路は、ドイツやイギリスが出したお金で作られています
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移民によって仕事が奪われてしまうことの危惧
2000年代以降にEUに加盟した東欧諸国から英国やドイツなど西側諸国へ移民が増えている
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EU内の自由移動により、ポーランドの安い労働者がイギリスの港町の缶詰工場で働き、英国人を追いやっています
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移民問題では、地方の高齢者層、特にそういったところが、移民によって福祉を奪われてしまう、それから、雇用が奪われてしまう
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いったんEUに入国を認められた難民が将来、EU経由で英国に流入する可能性は排除できないとの懸念もある
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元々、微妙なポジションを築いてきた経緯
英国で離脱派が力を持ったのは、もともと英国人は欧州人でない、大陸が欧州であり、英国は英国だ、という文化があったことも大きい
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フランスやドイツ、ならびにその他の国家と一定の距離をおきたいイギリス
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英国には、大陸欧州に先んじて市民革命や産業革命を遂行してきた歴史がある
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ヨーロッパに戦争は嫌だけど、ヨーロッパの他の国と同じ国になるのは嫌だ!と言うのが、イギリスの立ち位置です
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かねてよりEUの通貨であるユーロを採用しておらず、従来からのポンドを使用し続けてきました
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▼実際に離脱するまでは2年かかると言われている
英国はEU離脱を決定しただけであり、実際にEUを離脱するのは2年後になる
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28カ国からなる連合から抜け出るには最低でも2年は必要そうだ
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その間に離脱後の条件交渉を行うことになる
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EU高官は「我々は考えられないほど多くのむちゃくちゃな問題に直面しており、すぐには答えが出ない」と言う
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▼EUでは今後、離脱を試みる加盟国が増える可能性も
英国の離脱が「先例」となれば、他の欧州諸国も離脱の道に目を向け始める可能性がある
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英国のEU離脱が決まれば、主要国に離脱連鎖が起こりかねない
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反EU運動が勢いを増しつつあるのは、英国だけでない。フランス・イタリア・スペインなどEUを支える主要国にEUへの反感が広がりつつある
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イギリス以外の国でも離脱リスクが高まるということは、欧州への外からの投資は躊躇される
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