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「初の女性都知事」 海外メディアも報道
2016-08-01 14:45:30   From:日本経済新聞   コメント:0 クリック:

防衛相時代のキャリアを通じ、日本国内だけでなく米政府内でもよく知られた人物だとした。
31日投開票の東京都知事選で小池百合子氏が当選したことを受け、海外メディアも「初の女性」などと大きく報じた。米紙ワシントン・ポストは小池氏を「かつて自身を(米民主党の大統領選候補である)ヒラリー・クリントン氏にもなぞらえた」などと紹介。防衛相時代のキャリアを通じ、日本国内だけでなく米政府内でもよく知られた人物だとした。

 米紙ニューヨーク・タイムズは「エジプトの大学で学び、流ちょうなアラビア語を話すといったユニークな経歴を持つ」とする一方、政治信条は「3人の主要候補者の中でもっとも右寄りだった」と評した。

 海外メディアの関心は2020年東京五輪・パラリンピックにも集まる。米CNNは大会エンブレムや新国立競技場の建て替えなどで相次ぐトラブルに触れ「小池氏の課題は脱線した五輪の準備をきちんと元のコースに戻すことだ」と指摘した。英BBCは過去2代の都知事が金銭スキャンダルで途中降板したことなどを挙げ「大会準備は大きなダメージを受けている」と述べた。

 香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「大会招致に成功した13年に漂っていた喜びのムードは失態やスキャンダルによっていら立ちに取って代わられた」として、膨らむ関連費用を抑えることができるかどうかが小池都政のカギになると指摘した。

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