家賃滞納が原因だった？横浜・団地立てこもり事件の犯人に批判の声が上がっている
2016-09-16 12:55:00   From：まとめ   コメント：0 クリック：

14日、横浜市南区の団地の一室で刃物を持って部屋に立てこもっていた住人の男が、

午後６時前、警察官が突入し、男は現行犯逮捕されました。

１４日午後３時前、横浜市南区にある南永田団地の３階の一室で、

裁判所の執行官数人が家賃滞納による立ち退きの強制執行のため部屋を訪れた

男が玄関を開けなかったため、執行官が隣の空き部屋からベランダを通じて部屋に入ろうとしたところ、

住人の男が手に包丁を持って「来るな、入ると爆発するぞ」と話し、部屋に立てこもった。

現場では警察官が説得にあたっていたが、およそ3時間後の午後5時50分ごろに警察官がベランダから突入

十数分後、警察官に付き添われ、衣服で顔を隠した男が団地から出てきた。

男を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。

逮捕されたのは、横浜市の自称・無職、檀上政樹容疑者（５３）で

取り調べに対し、檀上容疑者は「立ち退き令状を持った男がきたときに、包丁を突きつけ脅したことに間違いありません」と容疑を認めているという

現場の団地の別の棟に住む３０代の女性は「事件をテレビで知って、外で遊んでいた子ども２人を迎えに行ってきました。とても心配です」と話していました。

また、近所に住む３０代の女性は「小学校から連絡があり、公園で遊んでいた子どもを迎えに行きました。突然のことで驚いています」と話していました。

同じ団地の男性（８０）は「この辺りは静かな場所。こんなことは初めてだ」と驚いた様子だった。

同じ団地に住む人は「(普通は)夜になると、光がカーテンから漏れるじゃないですか。ああいうのが一切なかったんですよ。住んでないかと思ってたぐらいです」と話した。

現場は、京浜急行の井土ヶ谷駅から西に１．５キロほどの場所にある団地の一角

周辺には小学校や中学校、それに保育園があります。警察は、事件のいきさつなどを詳しく調べています。

神奈川県警によると、人質はなく、執行官にけがはない。

裁判所には、主に民事執行手続において登場する「執行官」という公務員がいます。

執行官法に基づき，各地方裁判所に配置され，強制執行や訴訟上の文書の送達などの事務を行う裁判所職員。

例えば、家の明渡しを命じられた人が明け渡さない場合に、その家から明け渡す義務を負う人（債務者）を排除した上で家を債権者に引き渡したり、

借金を返さない人の宝石、金属等の動産や株券等の有価証券を差し押さえて売却した上でその代金を返済するお金に充てるといった手続を担当しています。

１２日午後、東京・立川市のアパートにボウガンを持った男が立てこもり、

およそ３時間後に突入した警察官に身柄を確保されました。

逮捕されたのは、山口剛容疑者（２９）で、突入の際、ナタを手に持っていたということですが、けがをした人はいませんでした。