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年末年始の旅行、キューバ急上昇 米と国交回復で
2016-11-30 14:38:16   From:日本経済新聞社   コメント:0 クリック:

 エイチ・アイ・エス(HIS)が30日発表した年末年始の旅行予約動向によると、キューバへの人気が急上昇している。昨年の同じ時期と比べて予約件数は8倍と急増した。キューバは昨年、米国と国交を回復。カラフルなクラシックカーや美しい浜辺に対する関心が高まり、今年は一気に旅行先として人気を集めたようだ。

キューバの首都ハバナで観光客を待つ運転手ら=AP
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キューバの首都ハバナで観光客を待つ運転手ら=AP

 12月23日から来年1月3日に出発する旅行者の予約状況をまとめた。海外旅行先で渡航者数が最も多いのはハワイのホノルルで、5年連続の1位。航空各社が日本とホノルルなどを結ぶ路線を拡充しており、利便性の高さが根強い人気を支えている。

 予約件数が急増しているのがキューバの首都ハバナだ。「国交回復後の昨年から旅行者は増えてはいたが、実際に旅行した人から現地の治安情勢などを確認した上で、今年、足を運ぼうという人が多い」とHISは説明している。

 次いで伸び率が高いのがエジプトのカイロ。2011年の民主化運動「アラブの春」以降、日本人の渡航者数が減っていたが、今年、エジプト航空が3年ぶりに日本との定期チャーター便を復活させたこともあって、人気が戻りつつあるという。

 調査は11月10日に実施。HISの海外ツアーや航空券の予約状況からまとめた。

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