日米首脳会談「主要国のなかで早期に」 外相が意欲
2017-01-22 14:09:30 From:日経 コメント:0 クリック:
岸田文雄外相は22日午前、米国のトランプ政権発足を受けた最初の日米首脳会談について「主要国のなかでも早い段階でセットしたい」と述べた。日本政府は2月前半にも実施する方向で調整しており、こうした日程を念頭に早期開催を目指す考えを示した。都内で記者団に語った。
岸田氏は「新政権の具体的な政策に注目が集まるが、やはり首脳間の信頼関係が重要だ」とも強調した。トランプ政権は大統領就任後初めての外国首脳との会談として、27日に英国メイ首相との会談を発表している。
オバマ前大統領が明言してきた、沖縄県・尖閣諸島への日米安全保障条約第5条の適用を巡っては、岸田氏は「米国のコミットメントをしっかり確認することが大切だ」と言及。首脳会談などを通じ確認していくとした。
トランプ政権は離脱を表明した環太平洋経済連携協定(TPP)については「アジア太平洋地域で基本的価値観を共有する国と1つの態勢をつくるのは戦略的な意味もある」と改めて意義を強調した。「米国にもどのような利益があるのか、話していくことが大事だ」とも述べた。
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