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米スターバックス、世界で24万人雇用創出 21年までに
2017-03-23 12:24:23   From:日経   コメント:0 クリック:

  米コーヒーチェーン大手のスターバックスは22日、2021年までに全世界で24万人の雇用を創出すると発表した。米国や中国での成長に伴い採用を増やす。22年までには難民も1万人雇う。米国では退役軍人や無職の若者を中心に6万8000人の雇用を生み出すという。スターバックスは現在75カ国で約2万6000店を展開、33万人が働いている。
22日、株主総会で話すシュルツCEO(米シアトル)=AP

22日、株主総会で話すシュルツCEO(米シアトル)=AP

 スターバックスは21年までに世界で1万2000店を新たに開く計画だ。うち米国では3400店を開設する。若者や難民、退役軍人などの雇用の受け皿にするという。

 米国では退役軍人の就職の難しさが社会問題になっている。同日、シアトルで開いた株主総会で、ハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)は「アフガニスタンやイラクから帰還した2万5000人の退役軍人と軍人の配偶者を25年までに新たに雇用する」ことも明らかにした。

 今後5年で米軍の主要基地に近い店舗「ミリタリー・ファミリー・ストア」を100店舗追加展開し、米軍と民間の橋渡しをする拠点にするという。現在は32店を運営している。

 このほか、学校に通わず職もない若者を20年までに10万人雇用する目標も掲げた。スターバックスは15年にも18年までに1万人の無職の若者を雇用すると発表していたが、すでに4万人を採用し目標を達成している。

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