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トランプ氏ツイッター、米英関係に波紋 テロ対応巡り
2017-06-06 09:34:39   From:日経   コメント:0 クリック:

トランプ米大統領のツイッターは米英の外交関係にも波紋を広げている。英ロンドン橋周辺のテロ事件を受け、トランプ氏はロンドンのカーン市長に対し「少なくとも7人が死亡し48人が負傷したのに、ロンドン市長は『怖がる必要はない』と言っている!」と批判した。これに対し、カーン市長の報道官は「トランプ氏の無知な投稿に対応するより、市長にはやるべき重要なことがある」と反発した。

 カーン市長の発言は、テロを受けて市内に警官を増員するが「怖がる必要はない」と市民に冷静な対応を求めたものだった。メイ英首相も「カーン氏はよくやっており、それ以外のことを言うのは間違っている」と援護射撃した。

 一方、トランプ氏は「哀れな言い訳だ」とさらにカーン市長などへの批判を強めた。英国は度重なるテロで緊迫しているだけに、配慮に欠く“つぶやき”は今後、両国関係のしこりとなる恐れもある。

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