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欧州航空大手、イラン便を9月休止へ 米制裁再開で
2018-08-24 14:48:58   From:日経   コメント:0 クリック:

  欧州航空大手がイランとの旅客便の運航を相次ぎ取りやめる。英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は23日、ロンドンとイランの首都テヘランを結ぶ便を9月下旬に休止すると表明した。仏蘭エールフランスKLMもテヘランと結ぶ便を同月に休止する。米国による対イラン経済制裁の再開を受け、採算が合わないと判断したもようだ。

 BAはロンドン発テヘラン行きを9月22日、テヘラン発ロンドン行きを同23日を最後に、それぞれ運航を取りやめる。理由について声明で「商業的にうまくいかなくなった」と説明した。予約済みの客には他社への振り替えを検討するほか、返金に応じるとしている。

 仏メディアによるとエールフランスは9月18日から、傘下の格安航空会社(LCC)が運航するパリ―テヘラン線を休止する。同グループのKLMオランダ航空も7月、アムステルダム―テヘラン線を9月23日を最後に当面取りやめると発表していた。

 いずれも収益見通しの厳しさが理由とした。背景にはイラン核合意からの離脱表明に伴うトランプ米政権の対イラン制裁がある。8月7日に制裁が一部復活し、欧州企業がイランとの取引縮小や撤退を迫られるなか、需要が望めないと判断したようだ。米政権の意向に沿うことで米路線の継続に万全を期す狙いも透ける。

 ロイター通信によると、BAとエールフランスは2015年の欧米など6カ国とイランの核合意後に、イラン便の運航を再開していた。

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