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「移民対策に300億ドル必要」 メキシコ次期大統領
2018-10-04 11:37:31   From:日経   コメント:0 クリック:

メキシコのロペスオブラドール次期大統領は3日、トランプ米大統領が国境に壁をつくると主張する中米から米国への不法移民対策として、総額で300億ドル(約3兆4千億円)が必要との考えを示した。大型投資で各国内で雇用創出や福祉充実を図り、地元への定着を進め、米国への移民を減らす。資金は中米諸国のほか米国やカナダに分担を求める。

 

メキシコのロペスオブラドール次期大統領=ロイター

メキシコのロペスオブラドール次期大統領=ロイター

ロペスオブラドール氏は記者団に対し「中米からメキシコ南部国境沿いまでの地域で雇用対策を中心に多くの計画を検討している」と話した。計画実行のための投資総額は現時点で300億ドルになるとの見通しを示した。

トランプ氏がメキシコや中米からの不法移民に対して厳しい批判を繰り返すなか、ロペスオブラドール氏は選挙期間中から移民問題への解決には各国の経済振興や雇用対策が必要と訴えてきた。対策の実行には特に米国の協力が不可欠だとし、当選後もトランプ氏に書簡などで協力を呼び掛けてきた。

外相に指名しているエブラルド氏らを中心とした次期政権の代表団を、月内にも米国に派遣する予定だ。今回の移民対策に関わる投資計画への協力や、通商などを中心に今後の両国関係について協議し、12月の政権交代に備えたい考えだ。

ロペスオブラドール氏は同日、トランプ氏と電話したことも明らかにした。北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉での合意や移民対策について話し合ったという。300億ドルの投資に関してトランプ氏と合意したかについては明らかにしていない。12月1日の大統領就任式には米国からトランプ氏ではなくペンス副大統領が出席するとしている。

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