中国語  日本語
ホーム > 国際 > 記事全文

中国外相「米国は誤った言動やめよ」米国務長官に抗議
2018-10-09 13:05:33   From:日経   コメント:0 クリック:

【北京=高橋哲史、ワシントン=永沢毅】王毅国務委員兼外相は8日、訪中したポンペオ米国務長官との会談で「米側に誤った言動をただちにやめるよう要求する」と抗議した。「中国は米国に内政干渉している」と批判したペンス米副大統領の講演に、強い不満を表明した発言だ。

 

 

中国外務省が明らかにした。王氏は米国が貿易面で中国との緊張を高めているだけでなく「台湾問題で中国の権益を損なう行為をしたり、中国の内外政策に対するいわれのない非難をしたりしている」と強調。こうした米側の行動は「両国民の利益にまったく合致していない」と断じた。

ペンス氏は4日のワシントンでの講演で中国が「米国に内政干渉しようとし、これまでになく力を誇示している」と危機感をあらわにするとともに、異例の強いトーンで批判した。経済から安全保障に至るまで広範囲で米国の国益にそぐわない行動が相次いでいるとして問題視。「私たちは脅しには屈しない」と対抗措置をとる方針を鮮明にした。

ポンペオ氏は7日に平壌を訪れ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長と会談した。今回の訪中は朝鮮半島の非核化に向けて中国側に協力を求めるのが最大のねらいだった。しかし、王氏は会談で「(朝鮮半島問題での)協力は健全で安定した2国間関係を支えとしなければならない」とクギを刺した。

ポンペオ氏は「米中の間には多くの問題で明らかな食い違いがある」としたうえで「米国は中国の発展に反対しないし、中国を封じ込める考えもない」と強調した。朝鮮半島問題で「中国の一貫した立場と非核化を推進するための重要な努力を称賛する」と述べ、引き続き協力を求めた。

王氏は「中国は米朝の直接対話を支持する。中国の独特で重要な役割を果たしていきたい」と応じた。

一方、米国務省の発表によると、ポンペオ氏は南シナ海、人権問題を含めて米中双方が一致しない分野について言及した。中国と台湾間の平和と安定を維持する重要性を強調した。北朝鮮の完全な非核化をめざす方針を改めて申し合わせた。米中は建設的で結果志向の2国間関係の重要性を確認したとしている。

熱に関連する単語の検索:外相 中国 米国

前の記事:日本陸上自衛隊員、フィリピンの「災害救助訓練」で死亡
次の記事:英、EU離脱に追い風? 安倍首相、TPP参加「歓迎」に

分享到: 收藏