中国語  日本語
ホーム > 国際 > 記事全文

トランプ氏、株価急落で「口先介入」 FRBに批判連打
2018-10-12 13:04:57   From:日経   コメント:0 クリック:

 連日の米国株急落にトランプ米大統領がいら立っている。今回の株安は、米国の金利上昇による景気冷え込みへの懸念が発端で、中央銀行の連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが影響している。トランプ氏はFRBを標的に、「制御不能」「狂っている」などと激しい批判を連打。来月の中間選挙を控え、支持率に影響を与える株価急落に神経をとがらせている。
「FRBは間違いを犯している」。前日に続き米株価が急落した11日、トランプ氏は記者団に対し、FRBの利上げが今回の株安につながったと指摘。金利上昇でドル高になることについても「ビジネスに悪影響がある」とクギを刺した。テレビ番組の電話インタビューでも「攻撃的すぎる」などとFRB批判を重ねた。

 トランプ氏のFRB攻撃は3日連続。自らの経済政策の成果として株高をアピールし続けてきただけに、選挙前の株価急落には黙っていられなかったようだ。

 米国では景気拡大が10年近く続き、FRBは過熱を抑えるため段階的に利上げを行っている。一方トランプ政権は景気を刺激する減税や財政出動で、さらなる株高をあおるような政策を続けてきた。株安が続けば政権の経済政策への批判が強まりかねず、FRBへの批判を強めて責任論を封じようとしているようだ。

 FRBの現議長はトランプ氏が選び2月に就任したパウエル氏。最初はトランプ氏からあからさまなFRB批判はなかった。しかし夏以降に激しさを増した「口先介入」で、FRBは難しい立場に置かれている。利上げを見送れば「政権の圧力に屈した」と受け止められ、利上げを進めても「独立性を誇示するために無理をした」と批判されかねないからだ。

熱に関連する単語の検索:トランプ氏、株価急落

前の記事:拘束牧師近く解放か 米、対トルコ制裁緩和も 米報道
次の記事:ロシアのソユーズ、打ち上げ失敗 宇宙飛行士2人は無事

分享到: 收藏