板門店で地雷の除去終える 南北首脳会談の合意受け
2018-10-22 13:16:38 From:日経 コメント:0 クリック:
今月、板門店とともに地雷除去作業が進められた江原道鉄原郡の非武装地帯=東亜日報提供
韓国と北朝鮮、国連軍司令部は22日までに、板門店の共同警備区域(JSA)に埋められていた地雷の除去を終えた。韓国国防省が明らかにした。3者は22日に板門店で軍事協議を開き、今月中にJSA内の武器を全て撤去し、完全な非武装化を実現する方針も確認する。韓国と北朝鮮は26日に板門店で南北将官級軍事協議も行う。
地雷除去は9月の南北首脳会談の合意に基づく措置。JSAは本来は非武装地帯だが、南北双方の要員は拳銃を携帯している。昨年11月、北朝鮮軍兵士が板門店を越境して逃走した際には、追跡した同軍兵士らは小銃も持っていた。今後は要員数も、国連軍司令部に委任された韓国と北朝鮮で、それぞれ35人以下に抑える。韓国政府は、内外の観光客が自由に板門店を訪れる環境をつくり、朝鮮半島の対話ムードをアピールしたい考えだ。
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