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米英の軍艦が南中国海で合同訓練 南中国海情勢に再び波乱
2019-01-21 16:37:11   From:チャイナネット   コメント:0 クリック:

 ロイター通信の報道によると、日本に駐留する米軍のミサイル駆逐艦「マッキャンベル」は11−16日にかけて、アジアを巡回訪問中のフリゲート艦「アーガイル」と南中国海で、通信及びその他の訓練を行った。「共に関心を寄せる安全優先事項を処理」したという。米英海軍が南中国海で演習を行うのは近年初で、安定しつつ好転する南中国海情勢に不安定要素を加えた。

 

 米国にとって、この訓練は中国を「戦略的競争相手」と位置づけ、南中国海で軍事的な存在感を強め、中国に対する軍事的けん制を維持する具体的な動きだ。米政府は政府機関閉鎖など国内の問題への対応に追われているが、中国の発展に対する戦略的な懸念が依然として深まっている。米国防情報局は15日に「中国軍事力報告書」を発表した。同報告書は事実を無視し、冷戦的な考え方とゼロサム的な思想が満ちている。中国の発展の道、戦略的意図、国防建設を勝手に憶測・論評し、「世界各地で動きを活発にする中国の軍事力に今から備えなければならない」と判断した。同報告書の発表前、シャナハン米国防長官代行は新年早々の内部会議にて、中国への警戒を求めた。今回の訓練に参加した「マッキャンベル」は1月7日に、西沙諸島沖でいわゆる「航行の自由作戦」を実施したばかりだ。

 

 今回の行動は英国にとって、2018年以降の南中国海における「存在感アピール」の継続だ。英議会下院は今月15日、大差をつけテリーザ・メイ首相によるEU離脱協定を否決し、政権に大打撃を与えた。内閣不信任案はかろうじて否決となったが、EU各国は協定内容の再交渉を拒否している。英国のEU離脱の先行きは不透明だ。このタイミングでの軍事訓練は、英国が世界の大国として、アジア太平洋事業に参与するゆるぎなき決意を持つことをアピールした。その一方で、英国の国際同盟には、主に米国とEUが含まれる。EU離脱でEUとの関係が緊張するなか、米国に足並みを揃え、アジア太平洋で同盟国を実質的に支持することで、米英の特殊な関係を維持する必要があった。


今回の軍事訓練は、次の2つのシグナルを発した。まずは、米国主導の海洋安全態勢の維持は、そのアジア太平洋における重大な戦略的目標だ。中国のシーパワーの急成長と南中国海情勢を導き掌握する力の強化により、米国は中国の戦略的発展への懸念を深めている。米国は「インド太平洋戦略」を強く推進しているが、中国と米国は西太平洋で戦略的に駆け引きを展開することになる。特に南中国海の軍事的駆け引きはさらに激化するだろう。他に、日本や豪州などの国がある種の「励まし」を受け、英国を代表とする域外国が南中国海の軍事行動を徐々に常態化させる可能性がある。

 

 複雑な南中国海に直面する我々は、当然ながら高度に重視する必要があるが、過度な懸念は不要だ。まず、英国の南中国海に対する影響力は非常に限られており、熱を維持することが主な目的になっている。それから米国も中国と実質的な衝突を望んでいない。今回の軍事訓練は米海軍のリチャードソン作戦部長による訪中と重なるが、訪問終了後に関連ニュースが伝わった。これは中国に対する明確な刺激、中米軍事交流の公然たる破壊を回避するためだ。さらに重要なことは、南中国海情勢を安定させ南中国海事業を計画する中国の能力が、長年の練磨を経てかつてないほど高まっていることだ。王毅国務委員兼外相が力強く「南中国海という舞台ではかつて、植民と侵略、不法占拠があった。今やまた波風を立て、武力誇示する者が出てきた。しかし波が押し寄せてもまた引き下がるように、これらの狙いは最終的に実を結ばない。誰が通りすがりの客で、誰が真の主人であるかは、歴史が必ずや証明するであろう」と発言した通りだ。

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