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トルコ憲法裁が司法統制強化法の一部条項取り消し、首相に打撃
2014-04-14 10:06:07   From:   コメント:0 クリック:

[アンカラ 11日 ロイター] -トルコの憲法裁判所は11日、政府が司法の統制を強化するための法律の一部条項を無効とする判断を示し


[アンカラ 11日 ロイター] -トルコの憲法裁判所は11日、政府が司法の統制を強化するための法律の一部条項を無効とする判断を示した。汚職事件に関する捜査を抑えようとするエルドアン首相にとっては手痛い一撃になった。

憲法裁が取り消した条項は、裁判官と検察官で構成する司法当局者の任免機関に対する司法相の権限の優越を定めた部分。今年2月、最大野党の共和人民党が、この条項が三権分立と司法の独立の原則に違反しているとして、憲法裁に取り消しを求めていた。

昨年12月にエルドアン首相に近い財界人や複数の閣僚の子息らを対象にした広範な汚職捜査が始まったことを受け、首相は国家を破壊するような「並列構造」を根絶するとして数千人の警察官や司法関係者を罷免していた。

首相は、かつての盟友で今は政敵になった米国在住のイスラム教指導者ギュレン師がトルコの警察や司法当局へ影響力を行使し、政権転覆の陰謀を指揮していると非難している。


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