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リケジョの90%以上が「理系で満足」 - 一方、評価で男女差があるとの声も
2014-08-23 09:17:28   From:   コメント:0 クリック:

日本ロレアルは、全国の理系分野を専攻する現役大学生・大学院生516名と、理系出身の現役社会人309名の合計825名を対象に意識調査を実施し
日本ロレアルは、全国の理系分野を専攻する現役大学生・大学院生516名と、理系出身の現役社会人309名の合計825名を対象に意識調査を実施した。調査期間は6月20日~25日。

理系を選択していて、社会的に不利な立場にあったと思うことはありますか?

理系を選択していて、社会的に不利な立場にあったと思うことはあるか尋ねたところ、学生80%・社会人78%がそれぞれ「思わない」と回答した。

論文・研究発表において、年齢や性別で世間の評価・受ける印象が変わることがあるかどうか聞くと、学生65%・社会人70%が「あると思う」と回答した。前述の「社会的に不利な立場にあったと思う」と回答した学生20%・社会人22%がともに「女性よりも男性が優遇される立場にあるから」「女性・若いというだけで冷ややかな評価や印象を受ける」ことを理由として挙げており、男女格差の課題が浮き彫りとなった。

論文・研究発表において、年齢や性別で世間の評価・受ける印象が変わることがありますか?

日本の理系女性が今後増えると思うか尋ねたところ、学生の86%が「思う」と回答した。また、今後増えるべきだと思うかという問いには、83%の学生が「思う」と回答している。いずれの回答も、2011年の調査時よりも6~8ポイント増えている。

理工系女性を増やすための必要な施策について聞くと「職場での出産・育児・復職の支援制度」、「学校・職場での理系女性への理解・サポート」、「家族や夫など、家庭での理解・サポート」、「理工系分野の職業、就職先に関する情報を提供」が上位に挙げられた。学生・社会人ともに周囲の支援や理解の促進を求める実態が明らかとなっている。

理工系女性を増やすための必要な施策

理系・理系職を選択した満足度について、学生91%・社会人98%がそれぞれ「満足している」と回答した。その理由については、学生と社会人ともに「好きなことを追求できる」を1位に挙げている。上位回答には「就きたい職業への就職率の高さ」(学生46%)、「結婚後・出産後も働きやすい」(社会人32%)などがあり、就職率の高さのみならず、家庭を持ちながら安定的に働きける環境に満足していることがわかった。

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