中国語  日本語
ホーム > 国際 > 記事全文

大学生の7割、バイトで不公平な扱いを受ける
2014-12-09 09:10:22   From:中国網日本語版   コメント:0 クリック:

日本のNPO法人、専門家、弁護士などでつくる市民団体「ブラック企業対策プロジェクト」は、大学生のアルバイトの状況について調査した。調
日本のNPO法人、専門家、弁護士などでつくる市民団体「ブラック企業対策プロジェクト」は、大学生のアルバイトの状況について調査した。調査結果によると、アルバイトの経験を持つ約2500人の学生のうち、約7割が「出勤日を勝手に決められた」、「残業代が支払われていない」など不公平な扱いを受けたことがあると回答した。中国人留学生は、この状況を懸念している。日本新華僑報網が伝えた。

この7月に実施された調査は、首都圏、宮城県、愛知県、福岡県の国立・私立大23校から協力を得た。

不公平な扱いを受けたと回答した大学生のうち、「出勤日を勝手に決められた」が最多で、「労働条件が記載された書面を渡されなかった」、「実際の労働条件が募集時と異なる」などが続いた。残業費が支払われなかった、店長もしくはバイトの先輩から暴力やいじめを受けたというケースも多かった。またアルバイトの時間が長く、毎週20時間働く人が3割超に上った。

学生であるにも関わらず、学業に影響する「ブラックバイト」に従事させられることが大問題になっている。同団体の関係者は、「学生は低給与だが、職場の主力として出勤させられ、辞められなくなっている」と述べた。

中国人留学生の李楠(仮名)さんは、東京の某大学で学習している。李さんはこの調査結果に対して、懸念を示した。李さんは、「留学を始めたばかりのころ、ある飲食店でアルバイトをした。当時は生活費が必要だったので、勤務時間が長くても、店長に叱られても、残業費が支払われなくても我慢しなければならなかった。今は日本語能力がつき、良い企業でアルバイトができるようになり、業務条件も改善された。しかし私は日本の大学生のアルバイトの環境を懸念している。関連部門は関連企業に対する監督・管理を強化し、アルバイトをする大学生の合法的な権利を保護するべきだ」と述べた。

熱に関連する単語の検索:大学生

前の記事:北斗衛星測位システム、第3の全世界無線航行システムに
次の記事:「中米気候変動共同声明」、パリ会議の成功を促進

分享到: 收藏