文化交流の拡大、中日の交流の不足を補う
2015-10-26 11:20:13 From:中国網日本語版 コメント:0 クリック:
また双方の出席者は、中日の文化交流が一定の現実的な制約を受け、両国の経済などの分野の交流と比べると明らかに不足しており、中日の交流における弱みだと判断した。文化交流に対する重視と取り組みが不足している。国際交流基金理事長、元駐フランス大使、青山学院大学客員教授の小倉和夫氏は、国際交流基金の文化交流に用いられる経費が、近年減少を続けていると指摘した。また、文化交流は政治や経済などの要素からの影響を受けやすい。中国社会科学院研究所研究員の金瑩氏は、「中日の国民感情が良好だった時、大衆文化の交流、例えばテレビドラマの導入などは非常に優れた効果を発揮した。また中日合作のドキュメンタリー、『シルクロード』『敦煌』などは、両国の国民の間で非常に大きな影響力を生んだ。しかし今日、中日間の大衆文化の交流が欠如している」と述べた。
双方の出席者は現在の両国の文化交流における問題をめぐり、文化交流促進の次の方法を提案した。
◇文化交流の手段の革新と豊富化
日本放送協会解説委員の加藤青延氏は、両国の人文レベルの交流は芸術、歴史、学術などに限られるべきではなく、交流の形式と内容の革新・豊富化に取り組むべきだと主張した。零点研究諮問集団董事長の袁岳氏は、マンガ・アニメ・ゲーム文化は中日両国の若い世代に深い影響を及ぼしており、ゲームやアニメに登場する多くの武士は、若者の間で高い知名度を誇ると指摘した。中国網(チャイナネット)編集長の王暁輝氏は、新メディアの文化交流における重要な力に触れ、「新メディアには音声や動画などの豊富な表現形式があり、文化資源を伝播しやすい。中国も日本も、この面で取り組みを進めていくべきだ」と述べた。
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