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米国で苦戦するネット映画製作、どうして中国では好調なのか 
2016-10-29 16:08:23   From:チャイナネット   コメント:0 クリック:

Netflixは自社製作ドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」で知られるようになった。しかし同社にとって映画製作は、投資額が高い上に製作期間も長いために、大量に生産することができない。今のところNetflixに映画製作は困難である。一方、中国のネット映画(映画並みのクオリティを持つネット動画)はこの2年で急速に増加している。どうして中国ではNetflixがしたくてもできなかったことができるのだろうか。中国の映像系ビッグデータのプラットフォームである「芸恩」が先ごろ発表した「2016年中国ネット映画産業レポート」で、その要因が分析されている。

1年で公開されたネット映画は2500作品 今年上半期、ネット映画は爆発的に増加した。香港の映画監督であるバリー・ウォン氏は取材に対し、「今後、インターネット映像は映画市場の重要な位置を占める。ネットと融合したモデルは、新しい創作者にとって創作余地や題材が非常に幅広い」と述べている。 ネット映画産業が勃興するにしたがい、有名映画会社や有名監督もネット映画の製作分野に加わり始めている。「芸恩」が発表した最新データによると、今年公開されるネット映画は2500作品に達し、映画館で上映される作品数は485作品前後になると予想される。ネット映画の製作会社は今年上半期、前半期比で130.0%増加した。映画館で上映される映画を製作する会社の2.1倍に上る。 現在、ネット映画の主要ジャンルはホラー、ラブストーリー、ドラマ、喜劇で、それらが全体の91.2%を占める。映画館で上演される映画作品以上の集中度である。軽いタッチのラブストーリーやドラマは、映画館で上映される映画の市場的空白を、ある程度埋めるものとなっている。アドベンチャー、SF、ドキュメンタリー、戦争ものなど、映画館で上演される映画でも手薄なジャンルも、ネット映画が今後埋めていくことが期待される。またネット映画産業はマーケティングデータの蓄積を行っている段階にあり、投資行為は依然として感性頼みである。製作における理論的支柱や認められた定性的評価の基準がなく、質的レベルも玉石混交である。ネット映画産業の配信数統計も基準が統一されておらず、定量的評価も有効な基準がない。

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