ツタンカーメン王の寝台など、移送・修復を日本支援
2017-05-24 15:17:19 From:日経 コメント:0 クリック:
エジプトの首都カイロの考古学博物館に収蔵されていたツタンカーメン王(紀元前14世紀)の木製の寝台と戦車が23日、カイロ近郊ギザの三大ピラミッド近くの「保存修復センター」に移送された。国際協力機構(JICA)などが移送や副葬品の今後の修復を支援、センター近くに建設中の「大エジプト博物館」で展示される予定。
日本とエジプトの専門家らはエックス線で調査後、戦車の一部を分解して移送した。プロジェクトを総括する中村三樹男氏らは振動など搬送時の環境をシミュレーションし、温度や湿度を一定に保った。
センターで搬入を見守ったエジプトのエズ考古相は報道陣に対し「日本の協力を得て、移送は成功した。2018年にも開館する博物館での展示に向けて備えたい」と述べた。
今後はツタンカーメン王の「黄金のマスク」も移送され、新博物館では約10万点を収蔵、半数を展示する予定という。
熱に関連する単語の検索:ツタンカーメン王
前の記事:中日文化の間を「泳ぐ」作家毛丹青
次の記事:中学時代の“事件”告白 映画イベントで菅田将暉
分享到:
收藏
コメントのランキング
- ·山形から世界へラジオ配...(2)
- ·女優・王メイ子さん 日...(1)