中国語  日本語
ホーム > エンタメ > 記事全文

新歌舞伎座で24日開幕 五木、坂本の舞台「夫婦善哉」
2017-06-24 17:34:19   From:大阪日日新聞   コメント:0 クリック:

 「ほれあって務めます」。五木ひろしさんと坂本冬美さんがコンビを組んだ舞台「夫婦善哉(めおとぜんざい)」が24日から大阪市天王寺区の新歌舞伎座で開幕する。織田作之助の名作で、五木さんは「大阪ならではの芝居を、大好きな冬美さんと一緒にがんばります」と誓えば、坂本さんは「五木先輩の相手役でいいお芝居を」と力が入っている。

「お互いほれあって…」と話す五木ひろしさん(右)と坂本冬美さん=23日午前、大阪市天王寺区の新歌舞伎座

 23日は最後の稽古が行われたが、2人はその前に舞台衣装のままで会見。五木さんにとって劇場の初座長公演は1976年4月の同座になり今回の7月18日の回で1500公演になる。「この劇場に育ててもらった。まだまだ5千回公演を目指したい」と五木さん。「27年前に五木座長の公演に出させてもらって以来、ここは私にとってもホームグラウンドです」と坂本さん。

 話は戦前の昭和の大阪を舞台に遊び好きのぼんぼん柳吉と芸者の蝶子が繰り広げる人情劇で、柳吉の「おばはん、頼りにしてまっせ」のセリフは有名。「2人の夫婦ぶりと、大助・花子さんら共演者との面白い掛け合いも見てほしい」と五木座長。「五木さんの三枚目の部分も楽しみで、母性本能がくすぐられそう」と坂本さんも期待を寄せる。ほかに西川忠志さん、桂米団治さん、藤山扇治郎さんらが共演する。

 2部のショーは歌謡浪曲「一本刀土俵入」などが組まれている。7月23日まで。

熱に関連する単語の検索:坂本 歌舞伎 舞台

前の記事:『やすらぎの郷』 女優と道ならぬ恋をした千坂浩二監督のモデルとは
次の記事:司馬遼太郎さんの自筆原稿発見 「竜馬がゆく」など計47枚

分享到: 收藏