日本のダンスに迫る 中国の「広場舞」と比較
2017-07-24 14:59:31 From:チャイナネット コメント:0 クリック:
「日経中文網」の17日の報道によると、日本のダンス人口は約760万人、社交ダンス人口は2014年の統計で160万人に達する。男女・年齢を問わず、日本人はダンスが好きだが、中国の広場舞と異なり、踊る場所をよく知らない。
中国の中高年が公園などで広場舞を踊ることは世界的に有名で、中国の公園は庶民の楽園とも言える。
では、日本の公園はどうだろうか。
日本の公園の主役は幼稚園に入る前の子供とお母さんで、大人が踊っているのはあまり見ない。
日本人は踊りが好きではないのではないかと思うが、実は大好きである。
日本のダンス人口は約760万人、社交ダンス人口は2014年の統計で160万人に達し、世界一である。国際大会に出場する選手も多く、趣味を超えたダンサーが増えている。日本の社交ダンスの発展ぶりは世界で人気を呼んだ映画『Shall we ダンス?』で一躍有名になった。
最近は子供たちの間でクラシックバレエが人気で、バレエ教室は生徒募集を停止するほど人気がある。
子供たちだけでなく、バレエブームは大人の間にも広まり、「大人向けバレエ教室」も人気がある。そのほか、ジャズダンス、ベリーダンス、ヒプホップダンスなどのストリートダンスも流行し、中高年はフラダンスが好きである。
それほど知られていないが、実は日本のストリートダンスのレベルは世界的に見てトップクラスであり、多くの国際大会で日本人ダンサーが優勝している。
最近は『恋するフォーチュンクッキー』のブームによるものか、「踊ってみよう」という感覚でダンスを始める人も増えている。
2014年、日本のアイドルグループAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』がヒットし、多くの人がダンス動画をSNSにアップした。
これまでにヒット曲を真似していたのは主に子供だったが、『恋するフォーチュンクッキー』は違った。企業の代表、大人、有名人などが『恋するフォーチュンクッキー』を踊って動画をアップするというのが流行した。これが「踊ってみよう」の始まりである。
「踊ってみよう」はダンスブームに火をつけ、昨年の「恋ダンス」で再びブームになった。
「恋ダンス」は2016年に放送されたテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のエンディングで主演の2人が踊ったダンスである。
「恋ダンス」は若者を中心にSNSで拡散した。「恋ダンスを踊ってみよう」という動画を多くの人がシェアし、若者を中心とした歌と踊りの動画サイトまで開設され、人気を呼んだ。
有名人も次々と「恋ダンス」に挑戦し、ドラマの主演の新垣結衣と星野源だけでなく、テレビ局アナウンサーの安住紳一郎、吉本新喜劇のメンバー、フィギュアスケート有名選手の織田信成や羽生結弦、乃木坂46のメンバーら多くの有名人が「恋ダンス」の動画を公開した。
このダンスブームはついに中高年にも広まった。
2017年4月3日から放送をスタートしたドラマ『やすらぎの郷』のエンディングで流れる「やすらぎ体操」は、若い女優の模範演技の合間に過去の大スターたちが登場する豪華な体操である。
最後にウサイン・ボルトの決めポーズ「ジャマイカのポーズ」で終わり、80歳以上の高齢者もできる体操となっている。
実は、男女・年齢を問わず、日本人はダンスが好きだが、中国の広場舞と異なり、踊る場所をよく知らない。
普通は公園だが、公園は公共の場であり、迷惑がかかることを考えると踊れない。日本ではストリートミュージシャンも申請しなければいけない。
では、日本人はどのような場所で踊るのか。思い当たる場所は以下の5カ所である。
1.個人の住宅の玄関または駐車場
2.市町村が住民のために設けた施設
3.早朝または深夜の公園(大きな音を出してはいけない)
4.有料のレンタルスタジオ
5.終電がなくなった後の駅付近(大きな音を出してはいけない
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