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松任谷由実、41年前発表の最難曲を舞台で歌唱「今の私の声で歌うのは楽しみ」
2017-08-17 15:23:24   From:ORICON NEWS   コメント:0 クリック:


自身の最難曲を舞台で歌う松任谷由実 (C)ORICON NewS inc.

自身の最難曲を舞台で歌う松任谷由実

(左から)松任谷正隆氏、斉藤洋介、寺脇康文、松任谷由実、宮澤佐江、六平直政 (C)ORICON NewS inc.

(左から)松任谷正隆氏、斉藤洋介、寺脇康文、松任谷由実、宮澤佐江、六平直政

『ユーミン×帝劇vol.3「朝陽の中で微笑んで」』制作発表会見に参加した宮澤佐江 (C)ORICON NewS inc.

『ユーミン×帝劇vol.3「朝陽の中で微笑んで」』制作発表会見に参加した宮澤佐江

 シンガーソングライターの松任谷由実が17日、都内で行われた帝国劇場の公演『ユーミン×帝劇vol.3「朝陽の中で微笑んで」』(11月27日~12月20日)の制作発表会見に参加。舞台のタイトルでもある「朝陽の中で微笑んで」は41年前に発表した難曲であり、公演で披露することに不安を語りつつも「今の私の声で、今の表現力でこの歌をテーマとして歌うのは楽しみ」と前を向いた。

 この曲は、荒井由実時代の1976年に発表したアルバム『14番目の月』に収められた名曲。「私の作品の中でも最も歌うのが難しい。カバーしてくれる方もスーパー歌唱力の人のみ。私は『この人は歌唱力以上の曲を書く』と評価されていたんですけど、窮鼠(きゅうそ)猫を噛んだというか、その切実さがこの歌に反映されている」と語った。作曲に込めた思いを改めて問われると「バラードにしたかったぐらいしか覚えていない」としつつも「永遠の中の一瞬というか、その感じをメロディーに載せたのを覚えている」と振り返った。

 一方で、その高い難易度には不安があるようで、「こんなにレンジが広くて難しい歌になるとは思わずに歌唱力を無視して作った。あらためて聞いて『うわっ、難しいな』と思ってます」とぽつり。それでも「キャリアの中で鍛えられてきたところもある。今の私の声で、今の表現力でこの歌をテーマとして歌うのは楽しみですね」と意欲を見せた。「永遠とか宇宙というワードを初めて日本のポップスに持ち込んだのは私だと自負している。その永遠の中のうたかたを、このメンバーで最大限、表現できると思う」と共演を心待ちにした。

 また、帝劇では初日に座長が弁当を用意する“座長弁当”というしきたりがあり、前作の2014年には陸路と空路を駆使して関西方面から懐石弁当を差し入れした。今年も豪華なものを用意しているそうで「後戻りは許されません。みなさんに喜んでもらえるのが楽しみ」とにっこり。寺脇康文が「流しそうめん」と予想すると、ユーミンは「ライブ感をお求めですね。あるかもしれません」と予告。宮澤佐江が「甘いものもほしいです」とおねだりすると「わかりました」と快諾していた。

 同公演はユーミンの歌と俳優の演技が一体となったもの。舞台は500年後の未来の世界。職を失った中年男・鳴沢肇(寺脇康文)がある容疑で刑事の取り調べを受けていた。鳴沢には20年前に結婚を約束しながら不治の病で亡くした恋人がいて、その生き写しの女性・紗良(宮澤佐江)が20歳の誕生日を迎えようとしていた…。脚本・演出は松任谷正隆氏が務める。

 会見には六平直政、斉藤洋介、松任谷正隆氏も参加した。

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