台湾地区芸能人は中国大陸部で高収入
2013-08-29 17:44:06 From: コメント:0 クリック:
「台湾地区の芸能人が中国大陸部で映画に出演すると、報酬は台湾地区での5倍ある。」こうした情報がこのほど、中国大陸部の微博(ミニブ
「台湾地区の芸能人が中国大陸部で映画に出演すると、報酬は台湾地区での5倍ある。」こうした情報がこのほど、中国大陸部の微博(ミニブログ・ウェイボー)で流れている。またインターネット利用者が作った「台湾芸能人の価格表」という表によると、呉奇隆(ニッキー・ウー)が台湾地区で映画に出演した場合は1回につき40万元(新台湾ドル。以下同じ)だが、中国大陸部では1回200万元になるという。林心如(ルビー・リン)は台湾地区では同30万元だが、中国大陸部では同165万元だ。中国新聞網が伝えた。
台湾地区の俳優が中国大陸へ赴き、初めて瓊瑶劇を撮影してから20数年になるが、両岸(中国大陸部と台湾地区)のテレビドラマ業界の実力のバランスは逆転した。従来はスターの層や技術・コンセプトといった各分野ではるかに先行していた台湾市場が縮小し、逆に中国大陸部が躍進している。現在では台湾地区の映画、テレビ、芸能界の芸能人は次々に発展のチャンスを求めて中国大陸部を訪れている。
■中国大陸部では収入が倍に
2012年、呉奇隆は2億7000万元という収入で台湾地区の俳優の収入ランキングのトップに立った。彼は2010年に中国大陸部で出演したドラマ「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」(原題:歩歩驚心)で再び人気を集め、台湾地区の芸能界での収入トップとなった。2位は蘇有朋で2億100万元、林心如は1億9400万元で3位に入っている。
大きな収入を得たいなら中国大陸部の市場をつかむ必要がある。テレビドラマなどの分野だけでなく、歌謡界や芸能界も同様だ。
「台湾芸能人の価格表」が6月にネットで公開されて以来、リストに登場している芸能人の多くは取材でもそのデータの信憑性を否定しなかった。実際、中国大陸部の有名テレビドラマの俳優は各シリーズで100万人民元ほどの報酬を得ており、台湾地区のランキングトップの呉奇隆の倍はある。メディア評論家によると、中国大陸部の二流、三流の俳優と比べて、長年の経験を持ちプロ意識も具えたこれら台湾地区の俳優は「お買い得」だという。
■制作グループと共に北上
俳優の他に、台湾地区のプロデューサーもひそかに「北上」している。かつてF4を手がけた「台湾地区のアイドルドラマの母」と呼ばれる柴智屏(チャイ・ジーピン)は昨年末に台湾地区のドラマ市場からの引退を発表し、傘下のアイドルドラマ専用の制作会社2社を解散した。彼女は、台湾地区のアイドル市場は容量がますます縮小しているとして、「北上」して中国大陸部の芸能界と協力すると明らかにしている。
業界関係者によると、現在台湾地区でのドラマ撮影コストは1シリーズ約100万元だが、これは中国大陸部の有名俳優の1シリーズの報酬に相当する。ここ数年、米国や韓国、中国大陸部のドラマが台湾地区では人気を集めており、台湾現地のドラマの余地は減り、従来台湾地区が得意としていたアイドルドラマの質も低下を続けている。
■演技も会社経営も
台湾地区の芸能人は演技だけでなくビジネスも得意とし、中国大陸部でビジネスを展開している。上海では張信哲(ジェフ・チャン)は「上海三千院」というレストランを経営、俳優の孫興(スン・シン)の「非常越餐館」も商売繁盛している。周傑倫(ジェイ・チョウ)は成都で「亜洲舞道館」を開き、西安ではカラオケ店も持っている。呉宗憲(ジャッキー・ウー)は昆山でLED工場を経営。一度は経営不振に陥ったが、2012年には彼の芸能活動の収入を上回る収益を挙げたという。
台湾地区の俳優が中国大陸へ赴き、初めて瓊瑶劇を撮影してから20数年になるが、両岸(中国大陸部と台湾地区)のテレビドラマ業界の実力のバランスは逆転した。従来はスターの層や技術・コンセプトといった各分野ではるかに先行していた台湾市場が縮小し、逆に中国大陸部が躍進している。現在では台湾地区の映画、テレビ、芸能界の芸能人は次々に発展のチャンスを求めて中国大陸部を訪れている。
■中国大陸部では収入が倍に
2012年、呉奇隆は2億7000万元という収入で台湾地区の俳優の収入ランキングのトップに立った。彼は2010年に中国大陸部で出演したドラマ「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」(原題:歩歩驚心)で再び人気を集め、台湾地区の芸能界での収入トップとなった。2位は蘇有朋で2億100万元、林心如は1億9400万元で3位に入っている。
大きな収入を得たいなら中国大陸部の市場をつかむ必要がある。テレビドラマなどの分野だけでなく、歌謡界や芸能界も同様だ。
「台湾芸能人の価格表」が6月にネットで公開されて以来、リストに登場している芸能人の多くは取材でもそのデータの信憑性を否定しなかった。実際、中国大陸部の有名テレビドラマの俳優は各シリーズで100万人民元ほどの報酬を得ており、台湾地区のランキングトップの呉奇隆の倍はある。メディア評論家によると、中国大陸部の二流、三流の俳優と比べて、長年の経験を持ちプロ意識も具えたこれら台湾地区の俳優は「お買い得」だという。
■制作グループと共に北上
俳優の他に、台湾地区のプロデューサーもひそかに「北上」している。かつてF4を手がけた「台湾地区のアイドルドラマの母」と呼ばれる柴智屏(チャイ・ジーピン)は昨年末に台湾地区のドラマ市場からの引退を発表し、傘下のアイドルドラマ専用の制作会社2社を解散した。彼女は、台湾地区のアイドル市場は容量がますます縮小しているとして、「北上」して中国大陸部の芸能界と協力すると明らかにしている。
業界関係者によると、現在台湾地区でのドラマ撮影コストは1シリーズ約100万元だが、これは中国大陸部の有名俳優の1シリーズの報酬に相当する。ここ数年、米国や韓国、中国大陸部のドラマが台湾地区では人気を集めており、台湾現地のドラマの余地は減り、従来台湾地区が得意としていたアイドルドラマの質も低下を続けている。
■演技も会社経営も
台湾地区の芸能人は演技だけでなくビジネスも得意とし、中国大陸部でビジネスを展開している。上海では張信哲(ジェフ・チャン)は「上海三千院」というレストランを経営、俳優の孫興(スン・シン)の「非常越餐館」も商売繁盛している。周傑倫(ジェイ・チョウ)は成都で「亜洲舞道館」を開き、西安ではカラオケ店も持っている。呉宗憲(ジャッキー・ウー)は昆山でLED工場を経営。一度は経営不振に陥ったが、2012年には彼の芸能活動の収入を上回る収益を挙げたという。
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