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「中国現代映画特集2016」を開催
2016-07-07 16:03:04   From:篠原功   コメント:0 クリック:

「中国現代映画特集2016」が7月5日から7日までの3日間にわたって@神楽座(KABOKAWA富士見ビル)で開催された。

全員でフォトセッション


椎名副理事長


トン監督


木原外務副大臣


郭公使


安藤理事長


「中国現代映画特集2016」を開催
 
3Dシネマ京劇『覇王別姫』『少年バビロン』『河』『心迷宮』の4作品上映
 
 「中国現代映画特集2016」が7月5日から7日までの3日間にわたって@神楽座(KABOKAWA富士見ビル)で開催された。今回上映されたのは3Dシネマ京劇『覇王別姫』『少年バビロン』『河』『心迷宮』の4作品。5日午後2時から同所でオープニングセレモニー、午後5時からレセプションが開かれた。なお、このイベントは、上海市電影発行放映行業協会、上海芸術電影聯盟が主催、公益財団法人ユニジャパン、国際交流基金アジアセンター、一般社団法人日本映画製作者連盟、同法人映画産業団体連合会が共催、㈱KADOKAWAが特別協力した。

 オープニングセレモニーで挨拶に立った公益財団法人ユニジャパン副理事長の椎名保氏は、「両国で双方の映画を上映することには多くの制約があり、なかなか難しいが、日本映画も上海や北京の映画祭で上映されている。さらにこの11月には上海で日本映画の上映会が開かれる。東京国際映画祭でも中国映画が上映されているが、本数に制限があり、多くの作品を上映できないのが現状だ。今回は上海芸術電影聯盟、各種メディアなどの協力があり、ユニジャパンとして初めて上映することができた」
 「映画はその国の人々の心を映し出し、伝えていく力がある。そうした映画の力を借りて日本と中国の文化交流と文化理解を進めていきたい。これを機会に映画上映会は今後も引き続き継続していきたい」と述べた。
 ここで3Dシネマ京劇『覇王別姫』を2分間にわたって上映したあと、同映画のトン-ジュンジェ監督のプロフィールが紹介された。
 トン監督は1957年、中国上海生まれ。上海市文化広播影視管理局党委委員、芸術総監を経て、現在は上海広播電視台、上海文化広播影視集団有限公司党委書記を務める。2010年の「中国2010年上海世界博覧会」の開会・閉会式をはじめ、APECなど大型イベントの演出を手掛けた。
 さらに椎名副理事長からトン監督に「映画の発展に多大な貢献があった」として表彰状が授与された。挨拶に立ったトン監督は「このような機会を与えていただき光栄。さらに映画際の機会を設けてもらったことに対して感謝したい」と謝辞を述べた。
 また、トン監督は「3Dシネマ京劇『覇王別姫』はアメリカ、フランスで世界上映され、特にパリで行われた世界映画祭で観ていただいた。そしてこのたび東京で上映していただくことになった」と語り、「この映画は2000年以上前の歴史的な物語。それに現代的な新しい感覚も加味してモダンなものにした。さまざまな方に興味を持って見ていただけると思う。さらに現代の最先端技術を駆使して撮影した。そのことは素晴らしい試みだと思う。『覇王別姫』をぜひ気に入っていただければありがたい」と語った。
 
トン・ジュンジェ監督、3Dシネマ京劇『覇王別姫』魅力語る
木原誠二外務副大臣「日中映画交流の花を咲かせよう!」
 
 次いで、多くの邦人が犠牲になったバングラデシュでのテロ事件の現場に赴いていた木原誠二外務副大臣が来賓として挨拶した。木原副大臣は「今や米国に次ぐ巨大マーケットの映画産業を持つ中国が今回、中国映画を4本上映することになったことは喜ばしいこと」と前置きし、「現在、日中関係はさまざまな困難に直面しているが、このようなことは2000年来あったもの。しかし、その中でも続けられてきたのが文化交流だ。昨年は歌舞伎やNHK交響楽団が訪中し、交流を行っている。今年に入って日本で京劇の公演も行われている。こうした文化交流にも日中映画交流を加えていただきたい。皆さまの力を借りて映画交流の花を咲かせていきたい」と語った。
 また、中国大使館の郭燕公使は「映画交流は文化交流の柱である。中国と日本は長い間、映画祭開催などで映画交流を行ってきた。国交回復以降に製作・上映された日中合作映画『未完の対局』や日本映画の『敦煌』は大変好評を博し、美談の一つとなっている。ここ数年、文化交流は多様化し、中日国民の友好感情を力強く促進してきた。また近年来、中国映画界において若手監督が登場し、中国の現状を描いた作品が好評を博している」と映画交流の歴史を振り返った。
 さらに郭公使は、今回上映される4作品のうち、トン監督の3Dシネマ京劇『覇王別姫』は伝統の京劇を3Dという映像技術と最先端音声システムを駆使した作品になっていることを強調。「ぜひ楽しんでいただきたい」と語った。
◆オープニングパーティー
 映画上映後、@神楽座の別会場でパーティーを開いた。最初に挨拶に立った国際交流基金理事長の安藤裕康氏は「オープニング映画で上映された京劇『覇王別姫』は中国の伝統的なストリーを映画にしたものだ。シネマ京劇で素晴らしい映画にしていただき、感動した。私は中国映画が大好きで、多くの作品を鑑賞してきた。ただ、最近は日本で上映される機会が減って残念に思っている。これを機会に日中映画交流の黄金時代をもう一度取り戻すことを願っている。この映画祭は、日中映画交流の将来を暗示しているようでならない。両国の映画交流がますます盛んになるように期待している」と期待を込めた。
 また、トン監督は「3Dシネマ京劇『覇王別姫』は、中国映画にとって特別な存在。なぜなら中国伝統の芸術・京劇を3Dという最先端の技術を駆使して撮ったものだからだ」と前置きし、これまで映画人生で親交のあった人たちの名前を挙げ、感謝の言葉を述べた。
 
 

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