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JAPAN BUS LINES協議会を設立、訪日外国人の高速バス利用で便宜
2016-07-21 13:41:30   From:篠原功   コメント:0 クリック:

このほど日本全国59社の高速バス事業者が提携し、増加する訪日外国人の高速バス利用を促進するために「JAPAN BUS LINES協議会」を設立。
  
JAPAN BUS LINES事務局

JAPAN BUS LINES協議会を設立、訪日外国人の高速バス利用で便宜

 このほど日本全国59社の高速バス事業者が提携し、増加する訪日外国人の高速バス利用を促進するために「JAPAN BUS LINES協議会」(以下、JBL協議会)を正式に設立した。

 訪日外国人が高速バスを利用するのは至難の業。希望する観光地に行くために、どのバスを利用したらいいかを探し出し、路線ごとに予約・購入するのはなかなか難しい。そこでこのような困難を解決し、訪日外国人の高速バスの利用を促進するため、2015年9月にJAPAN BUS LINES準備会を発足した。以来、「訪日外国人が日本国内を隅々まで簡単・便利・安心に移動できる仕組みを提供する」をビジョンを打ち出し、日本全国の高速バスを予約できる訪日外国人旅行者専用サイトJBLサイトを開設し、より訪日外国人が容易に高速バスを利用できる仕組みやサービスを協議してきた。
 JBL準備会では、国籍を問わず、高速バスを利用しやすい環境づくりのために、以下のような協議を重ねてきた。

 ①「JBLパス(仮称)」:JBLサイトで販売をしている約100路線の予約制高速バスが乗り放題になる全国パス。(今秋発売予定)
 ②JBLサイトにて利用するピクトグラム:バスの設備に特化したピクトグラム。言葉がわからない訪日外国人に設備をわかりやすく伝えることが目的。
 ③翻訳ガイドライン(英語):平成26年3月に出された観光庁のガイドラインを基本方針として、バス停に使われる表記を中心にしたガイドライン。

 訪日外国人旅行者数は、2015年には過去最高の1973万人に達し、2016年は前年比を超えるなど、現在も増加の一途をたどっている。さらに、各自で交通手段を手配するFIT(Foreign Independent Tourist、個人海外旅行者)が2015年度の訪日外国人のうち全体の70%を占めた。高速バスはリーズナブルに、日本全国を便利に移動できる交通手段だ。さらに訪日外国人が「行きたい場所」を「簡単・便利に行ける場所」に変えることができるというメリットもある。
 今回の協議会の正式設立を契機に、日本全国59社の高速バス事業者間の連携を深め、訪日外国人が日本全国を簡単・便利・安心に移動できる仕組みづくりに力を入れ、サービス向上などに取り組んでいくという。
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