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「日中大学フェア&フォーラム in イノベーション・ジャパン2016」
2016-09-21 15:52:59   From:篠原功   コメント:0 クリック:

「日中大学フェア&フォーラム in イノベーション・ジャパン2016」が、8月25、26の両日、東京副都心の東京国際展示場で開かれた。



「日中大学フェア&フォーラム in イノベーション・ジャパン2016」
 
中国の代表的大学32校が最新の成果紹介 
 
 イノベーション創出が国家的課題となっている中国を代表する大学が、最新の成果や活動を紹介する「日中大学フェア&フォーラム in イノベーション・ジャパン2016」が、8月25、26の両日、東京副都心の東京国際展示場で開かれた。

 日中大学フェア&フォーラムは、日本と中国の大学に交流の場を提供し、ハイレベルの専門家の討議から次世代の人材育成を目的に、科学技術振興機構が2010年から毎年開催しているものだ。
 2013年からは、中国での開催も始まり、今年で4回目となる「日中大学フェア&フォーラム in CHINA」を5月に北京で実施している。25、26の両日東京で開催された「日中大学フェア&フォーラム in イノベーション・ジ ャパン2016」は、日本の大学や研究機関が参加する「イノベーション・ジャパン」と同時開催3回目となる。
 参加した中国の大学ブースには、過去2回に比べ、充実した展示が並び、中国の大学の関心が回を追うごとに高まっていることを印象づけた。 
 今回の特徴は、まだ数は限られているものの、ポスターだけでなく開発した機器類を展示する大学があったこと。その一つの四川大学のブースでは、レ ーザー誘起ブレークダウン分光原理に基づいて試作された手持ち式分析機器が展示されていた。
 重量が約3キログラムと扱いやすい分析機器の計測面をコイン状の試料表面に接触するだけで、資料に含まれる元素名と含有率が、わずか数秒で表示される。四川大学空天科学与工程学院の王旭さんは、ブースを訪れる人たちに「鉱物資源の探索だけでなく、食物中に含まれる毒性物質のチェックなどにも応用可能な機器として近々、製品化を予定している」と説明していた。



 




◆ブースで11の大学や有限公司が最新の研究成果を発表
  
 ブースの脇に設けられた技術説明会では、11の大学や有限公司の担当者が次々に登壇し、最新の研究開発成果や産学連携の活動などを紹介した。四川大学と同様に、今回初めてブースに研究開発の成果物を展示した吉林大学は、韓奇鋼副教授が繊維複合材料自動車懸架バネをはじめとする軽量複合材料の利点と応用例を説明した。
 韓氏によると、すでに米国1、中国14の発明特許を取得済み。この成果を基に企業設立の動きが進んでいるという。 最後に説明した中国高科集団有限公司の王洵副総裁は、研究が主ではなく新しい職業教育に力を注ぐ高等教育機関の設立・拡大を進める中国高科集団の活動を紹介し、会場の参加者たちの大きな関心を集めた。
 中国高科集団は全国人民代表大会副委員長を務めたこともある李鉄映氏が1992年に創立し、96年に上海証券取引所に上場した教育企業。今回、出展した遵義医学院医学・科 技学院をはじめとする三つの高等教育機関を運営している。
 王氏は、中国の新しい国家戦略「メードインチャイナ2025」の狙いを、インターネットがもたらした新しい考え方と方法を融合させ、産業のモデル転換を図る、と説明した。
 さらに、昨年12月に「教育法」が 改正され、上場企業が教育事業に乗り出す際、法的支援が受けられるようになったことも紹介し、「職業教育の歴史的チャンス」が到来していることを力説した。すでに運営中の高等教育機関3校に加え、新たな教育事業を発展させ、日本の教育機関との協力関係の強化も図る強い意欲を示した。(文:小岩井忠道=中国総合研究交流センター)

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