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「2016東京・中国映画週間」 映画『海を越えた愛』上映会&舞台挨拶
2016-11-01 16:47:59   From:篠原功   コメント:0 クリック:

「2016東京・中国映画週間」の映画作品『海を越えた愛』の上映会がTOHOシネマズ日本橋で開かれた。

全員で記念写真に納まる

「2016東京・中国映画週間」
 
映画『海を越えた愛』上映会&舞台挨拶
 
TOHOシネマズ日本橋に多くの映画ファン
 
 「2016東京・中国映画週間」の映画作品『海を越えた愛』の上映会がTOHOシネマズ日本橋で開かれた。上映前に舞台挨拶が行われ、童江南監督、主演女優で純子を演じた水原碧衣さん、映画の中で純子の通訳兼お守り役兼アテンドを演じた黄橙橙さんがそれぞれ映画を語った。
 
 最初に童監督が挨拶した。童監督は「今日は映画を観に来てくれてありがとう。日本に映画を持ってくることが出来て嬉しい。貴重なご意見を寄せていただければありがたい」と語った。また、水原さんは「初めての主演で、劇場映画に出演することができて、監督、プロデューサー、撮影クルーの皆様に感謝したい」と語り、黄さんは「東京・中国映画週間で東京に来ることができて嬉しい。初めての東京にワクワクしている。映画を観に来ていただき、好きになっていただければありがたい」と語った。
 「日本の印象は?」と司会者から聞かれた童監督は、「東京へは何度も足を運んでいるが、美しい。爽やかな秋に来られて、東京の魅力を感じているところ」と語った。また、黄さんは「東京は清潔感に溢れており、秩序だっている。すべてが整理整頓されている感じがする。しっかりと都市計画されており、とても美しい都市だと思う」と語った。 
 映画のあらすじや見所を聞かれた童監督は、「実話に基づいて制作した映画だ。わがままな愛、ラブストーリーを描いた。1990年代、少女画家が長江の三峡に旅行に行った。そこで舟を曳く若者に恋してしまう。一目ぼれだ。しかし、価値観の違いによってさまざまな騒動になる。そして最後は意外な結末が待っている」と説明した。


童江南監督


主演女優の水原碧衣さん
 
主演女優の水原碧衣さん、若作りとニキビが大変だった
 
 「撮影で苦労した点は?」と聞かれた水原さんは「女子高生の役なので、若作りしなければならなかった。現在の年齢とかけ離れている役なので、目で感情を伝えないようにと言われた。単純な感情や行動が求められた。また、ダイエットすること、ニキビを作らないようにするのに苦労した。撮影前に食事制限したため、後で思い切りリバウンドした。蒸し暑い季節の撮影。メークが落ちたり、ニキビが出来ると撮影ができない。私の顔にニキビが一つできると、大騒ぎになった」とユーモアを込めて語った。
 「水原さんの演技は評価を」と聞かれた童監督は「とにかく頑張りや。真面目で努力家。ただ、水原さんのニキビが憎たらしかった。ニキビが出来ると、どうすることもできなかった。なくなるのを待つしかなかった」と語った。
 また、「日中合作映画。面白かったエピソードは?」と聞かれた黄さんは、「日本語の通訳・アテンドの役。日本語が全く解らなかったので台詞は丸暗記で一夜漬け」と語った。水原さんは「こういう時期に、こういう映画に出演して障害はないかと心配していたが、撮影クルーの皆さんが温かく迎えてくれた。さらに現地の人もとても優しくてありがたかった」と語った。
 最後に童監督は「映画は多くの人に愛されているが、愛は国境を超えるもの。ぜひ楽しんでください」と語り、水原さんは「初めての主演映画。足りないところもあるかもしれないが、皆さんで一生懸命作ってくれた映画をぜひ楽しんでください」と語った。また、黄さんは「今回の映画の舞台は湖北省。監督さんの出身も湖北省。映画の中の日本語が下手で、お許しください」と語った。
 
 

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