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第12回日本語作文コンクール最優秀賞(日本大使賞)は蘭州理工大学の白宇さん
2016-12-29 18:58:23   From:日本僑報社   コメント:0 クリック:

【日本僑報社発】日本僑報社・日中交流研究所主催の第12回「中国人の日本語作文コンクール」最優秀賞に蘭州理工大学日本語学科4年(現・南京大学大学院)の白宇さん。


蘭州理工大学の白宇さん
    
第12回日本語作文コンクール最優秀賞(日本大使賞)は蘭州理工大学の白宇さん
 
【日本僑報社発】日本僑報社・日中交流研究所主催の第12回「中国人の日本語作文コンクール」 http://duan.jp/jp/index.htm の最優秀賞(日本大使賞)受賞者は、11月9日、蘭州理工大学日本語学科4年(現・南京大学大学院)の白宇(はく・う)さんに決定した!
 
 2005年にスタートし12年目を迎えた今回のコンクールには、中国各地の189校から5190本に及ぶ過去最多の応募作が寄せられた。
 最近の日中関係が「改善の勢いがみられるものの、まだ弱い」といわれる依然難しい時期にある中、過去最多の応募総数を記録したことで、中国の若者たちの日本への関心がますます高まっていることがうかがえる結果となった。
 審査員による3次にわたる厳正な審査を経たのち、最終審査は、最優秀候補と1等賞候補の計6作品を北京の日本大使館に送付。横井裕大使ご自身による審査で最優秀賞(日本大使賞)受賞者を決定した。
 最優秀賞を受賞した白宇さんの作品「二人の先生の笑顔が私に大切なことを教えてくれた」は、日中関係が最悪となった大学入学当時、日本語の専攻に消極的だった筆者が、2人の日本人教師との出会いとその熱心な教えにより、日本語専攻に誇りを持つまでになった、その成長の過程が生き生きと綴られている。
 白宇さんの作品を含む3等賞受賞作までの計81本は、第12回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集として1冊の本にまとめられている。今を生きる中国の若者たちのリアルな「本音」「生の声」からは、日中関係の未来への明るい希望を感じ取ることができる。
 なお同コンクールの表彰式及び日本語スピーチ大会は12月12日(月)、北京の日本大使館で、横井大使や上位入賞者らの出席のもと開催された。
 第12回「中国人の日本語作文コンクール」の最優秀賞(1名)と1等賞受賞者(5名)は以下の通り。
【最優秀賞(日本大使賞)】 白宇さん(蘭州理工大学)テーマ「私を変えた、日本語教師の教え」「二人の先生の笑顔が私に大切なことを教えてくれた」
【1等賞】 郭可純さん(中国人民大学)テーマ「訪日中国人、『爆買い』以外にできること」 「『サヨナラ』は言わない」
【1等賞】 張凡さん(合肥優享学外語培訓学校)テーマ「訪日中国人、『爆買い』以外にできること」「浪花恋しぐれ」
【1等賞】 張君恵さん(中南財経政法大学)テーマ「私を変えた、日本語教師の教え」「私を変えた、日本語教師の教え」
【1等賞】 張彩玲さん(南京農業大学)テーマ「私を変えた、日本語教師の教え」「日本語の手紙」
【1等賞】 金昭延さん(中国人民大学) テーマ「私を変えた、日本語教師の教え」「私を支えてくれた、もう一人の一人ぼっち」
 

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