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全国7つの外国語大学が「第3回通訳ボランティア育成セミナー」開催
2017-01-06 17:35:34   From:篠原功   コメント:0 クリック:

全国7つの外国語大学からなる全国外大連合が9月6日~9日まで神田外語大で、3泊4日の「第3回通訳ボランティア育成セミナー」を開催する。
  
神田外語大学

全国7つの外国語大学が「第3回通訳ボランティア育成セミナー」開催
 
神田外語大で9月6日~9日まで 3泊4日で
東京オリンピック・パラリンピックなどに向けて

全国7つの外国語大学からなる全国外大連合(関西外国語大学・神田外語大学・京都外国語大学・神戸市外国語大学・東京外国語大学・長崎外国語大学・名古屋外国語大学)は、9月6日~9日まで神田外語大で、3泊4日の「第3回通訳ボランティア育成セミナー」を開催する。
「2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピック」や「ラグビーワールドカップ2019」「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」など、世界的なスポーツの競技大会などの開催に向けてグローバルに活躍することができるボランティアリーダーの育成を目指す。
 全国外大連合が開催する通訳ボランティア育成セミナーは今回で3回目。1回目は2015年8月、2回目は2016年2月に開催し、7大学に在学する学生のうち通算約450名が受講した。第3回セミナーでも各界から講師を招いて講座を開講する。語学運用能力を向上させると同時に、スポーツ文化に関する専門知識や、観光に関する知識、コミュニケーション力、異文化理解力、ホスピタリティマインドを身につけたグローバル人材の育成を目指す。
 今回のセミナーは受講希望者の増加に伴い、前回の約2倍の400名が受講する。会場は、同プログラム幹事校の神田外語大学(千葉市美浜区)。通訳・翻訳技法の講座はこれまで英語のみだったが、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語も加え合計5言語で開講する。
 
◆新たに中国語を加え、合計5言語で開講

 初日の基調講演には、全国外大連合が今年6月に協定を締結した「2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会」から副事務総長の金キホン(キム・キホン)氏が来日する予定。また、昨年10月に協定を締結した「ラグビーワールドカップ2019組織委員会」の事務総長特別補佐アジアラグビー会長の徳増浩司氏がスポーツ文化・教養に関する講座を行う。
 2日目の「日本文化の理解講座」では、狂言師の和泉元彌師、和泉淳子師、三宅藤九郎師が講師となり、日本の伝統芸能である狂言に関するワークショップを日・英の2言語で行う。また、同日の「異文化理解講座」は、米・ダートマス大学のジェームス ドーシー教授(アジア中東言語・文学)が講義を行う予定。このほか、3日目には筑波大学体育専門学群の渡部厚一准教授による「アンチドーピング講座」や、4日目には全日本女子柔道体重別選手権10連覇達成の山口香氏(筑波大学体育系准教授)による「アスリートか
ら学ぶ人間力講座」がある。
 このセミナーに参加した学生は、「全国外大連合通訳ボランティア人材バンク」への登録ができ、登録をすると、事務局から紹介される各種スポーツ大会や国際イベントで通訳ボランティアとして活動ができるようになる。
大学卒業後も本人が希望すればボランティアに参加することができ、これまで、東京国際7人制ラグビー大会や世界卓球選手権大会、ソチ冬季オリンピック、ジャパンパラウィルチェアラグビー、世界少年野球選手権大会など、合計112大会、907名にのぼる学生が通訳ボランティアとして活躍している(2007年~2016年6月までの実績)。
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