NPO法人東方文化交流協会が中日少年野球友好交流大会
2017-02-20 15:16:45 From:篠原功 コメント:0 クリック:
北京倶楽部が東京ドームへ
NPO法人東方文化交流協会
中日少年野球クラブが友好交流会
北京金熊奥森青少年倶楽部が来日
葛飾区少年野球チームと親善試合
NPO法人東方文化交流協会(新宿区高田馬場 高山英子理事長)は、2017年2月3日から2月11日までの9日間にわたって中日少年棒球友好交流や日本観光を行った。中国から来日したのは北京金熊奥森青少年職業棒球倶楽部で低学年17名、高学年13名の計30名と監督3名。北京倶楽部と対戦したのは葛飾区少年軟式野球連盟所属チーム及びオール葛飾(葛飾区選抜メンバー)チームで低学年17人、高学年29人の計46人と監督やコーチ。
交流試合が行われたのは、2月4日、5の2日間で、葛飾区奥戸野球場で熱戦を繰り広げた。両日とも第一試合は9時、第二試合は11時、第三試合は13時から、合計8試合が行なわれた。
4日は快晴に恵まれたものの、5日は曇り時々小雨といった、あいにくの天候だったが、交流試合は予定通り行われ、少年たちは日頃の練習の成果を遺憾なく発揮して、伸び伸びと試合を行った。なお、交流試合には葛飾区地域振興部文化国際課長の忠宏彰氏、葛飾区教育委員会事務局生涯スポーツ課事業係の張替武雄氏も参加した。
また、6日は、北京倶楽部が葛飾区立青戸中学校野球部を訪ね、交流(合同練習)を行い、7日午後6時から国立オリンピック記念青少年総合センター会議室で歓迎会に臨んだ。」
歓迎会では最初、NPO法人東方文化交流協会の高山英子理事長が挨拶した。高山理事長は、今回の日中少年野球交流が関係各位の力強い支援により、交流試合が無事行なわれたことを報告するとともに「選手の皆さんは、力の限り、一生懸命試合を行い、父兄の皆さんも熱心に応援してくださった。これからも練習を重ね、上達するよう応援しています」と激励した。
また、高山理事長は、東方文化交流協会設立から22年の歳月が流れたことを報告した。この間、北京人民大会堂で400人を超える日中の友人が交流する一方、中国黒竜江省に小学校を設立・寄贈、四川大地震や塩城竜巻被災者に義援金を贈ったこと。
さらに中国青少年援助基金を立ち上げ、雲南省山岳地方の小中学校に寄付金を贈呈したほか、今後は河南寧夏江西地区への援助を計画しているところだという。
中国大使館文化部一等書記官の欧陽安氏は、中日少年野球交流が滞りなく行われたことに祝意を述べるとともに「中日両国は一衣帯水の関係にあり、両国の往来・交流は2000年もの長きにわたる。文化交流の源は長く遠い。文化・スポーツ交流は国民の相互理解、友好関係改善で特別な意義がある」
さあ!試合開始
しっかり礼儀も
熱戦繰広げる
高山英子理事長
監督の王朋氏
中国側から猪野会長に記念品が贈呈
北京倶楽部の記念撮影
日中少年野球大会で尽力した関係者
日本の野球チームから多くを学んだ
「高山理事長のご努力により行われた中日スポーツ交流は大変有意義である。日本の野球は世界水準の実力がある。中国の野球の歴史は短いが、このような少年野球交流を通じて中日の野球レベルの向上を図ることを望んでいる」
「スポーツを通じて心身を鍛えることは大変意義があり重要だ。今回のような交流が末永く開催されることを望んでいる。スポーツ交流を通じて国民感情の増進が図られることを祈っている。中日少年野球交流の成功と、高山理事長など関係各位のご努力にあらためて感謝したい」と述べた。
葛飾区教育委員会事務局生涯スポーツ課長の倉地儀雄氏は「2日間の交流試合を通じて大いに友好を深めたと思う。少年野球チームや高山理事長ら関係者の皆さんに感謝したい。葛飾区は北京豊台市と友好都市提携を結び、今年で25年を迎える」
「この間、スポーツ・文化・芸術などを通じて区民同士の交流を進めているところ。このような草の根交流が拡大することは大変喜ばしいこと。今後も葛飾区と北京豊台市の友情が深まるよう祈っている。皆様方のご支援を今後もよろしくお願いしたい」と述べた。
北京金熊奥森青少年職業棒球倶楽部監督の王朋氏は「少年野球交流は素晴らしいチャンスになったし、大いに勉強になった。日本の野球チームと交流したのは初めてだが、これを機会に日本に来て多くの経験を積んでいきたい。野球と文化について学び、将来の発展に備えたい。私どものチームは15年間続いてきた。継続的に勉強を続けて若い人の教育を行なってきた。今後も一生懸命勉強していきたい」と決意を語った。
この後、選手を代表して張国誠君が挨拶。「試合でいろいろなことを学んだ。また、日本のことも理解できた。東方文化交流協会、葛飾区野球チームの皆さんに感謝している」と述べると、父兄代表の兪建氏は「子どもたちは強い気持ちで頑張った。子どもたちは日本の野球から多くのことを学んだ。同時に多くの友情を結んだ。高山理事長をはじめ、葛飾区や大使館の皆さんに感謝したい」と述べた。
次いで葛飾区少年軟式野球連盟の猪野猶人会長、鈴木順治副理事長、橋本泰三副理事長、菅谷安彦副理事長などが次々と紹介され、北京野球チームから葛飾区少年軟式野球連盟の猪野会長に記念品が贈呈され、記念写真に納まるなど和やかに交流した。
なお、中日少年野球交流は、NPO法人東方文化交流協会が主催、北京金熊奥森青少年職業棒球倶楽部が共催、中国大使館が後援、葛飾区少年軟式野球連盟が協力した。
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