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「2017年中国大使館・日中友好団体新年会」
2017-02-27 17:28:46   From:篠原功   コメント:0 クリック:

「2017年中国大使館・日中友好団体新年会」(中日国交正常化45周年記念)が2月22日午後6時から新高輪プリンスホテルで開かれた。


2017年中国大使館・日中友好団体新年会


程永華大使
  
「2017年中国大使館・日中友好団体新年会」
 
程永華大使が中日関係改善と平和的発展を語る
 
 「2017年中国大使館・日中友好団体新年会」(中日国交正常化45周年記念)が2月22日午後6時から新高輪プリンスホテルで開かれた。新年会には日中友好団体、中国側関係者ら約750人が出席し、祝賀ムードに溢れた。
 
 冒頭、挨拶に立った程永華駐日大使は、この1年間、日本各界の友好団体が両国民の友好往来に取り組んだことを評価・感謝した。また、「今年は中日国交正常化45周年に当たり、両国関係にとって歴史を振り返り、未来を考える重要な節目となる」とし、「この45年間は中日関係で大きな発展もあったが、波風に満ちた年月だった」と振り返った。
 特に「この5年間はさまざまな紆余曲折があり、現在もマイナス影響がみられる」と指摘。「歴史は最高の教師であり、国交正常化45周年を記念するには、まず国交正常化の歴史を復習し、45年間で得たものと失ったものを総括し、それを両国関係の今後の発展の教えとしなければならない」と強調した。
 また、両国の国交正常化実現には多くの先輩方の努力があったことを指摘。忘れてならない重要な原点として①中日の平和的共存と代々の友好への確固たる信念②歴史を鑑とし未来に向かう正しい態度――を挙げた。
 

丹羽会長


河野会長


野田会長


二階会長

「四つの政治文書」の原点を継承・発展
平和・友好・互恵・ウィンウィンの道を
 
 この二つの原点が両国民の戦争による傷や恨みを乗り越え、両国関係の前向きな発展のための原動力になったとし、「両国政府は四つの政治文書に調印し、これらの原点を継承・発展させた。重要な問題に対するルールを決め、政治的関係の基礎を固めた。これを大切にし、守ることが必要だ」と述べた。
 さらに日中関係を確実に安定・改善させるためには双方が大局的見地に立ち、複雑で敏感な問題を慎重に対応・処理することが重要であると強調した。また、「少数の個人の政治的目的のために利用されることに用心し、両国国民感情に水をさし、緊張や対立を煽る勢力に付け入る隙間を与えてはいけない」と述べた。
 「両国はお互いにパートナーであり、脅威とならず、互いの平和的は発展を支持し合うという四つ目の政治文書のコンセンサスを確実に実施し、平和・友好・互恵・ウィンウィンの道を歩み続けなければならない」と指摘した。
 その上で程大使は、中日友好の土台は民間にあり、民間友好の重要性は減じておらず、広範な日中友好諸団体の活動の重要性を強調。各分野の交流と実務協力の掘り下げによって両国関係を安定と改善し、正しい軌道に沿って前進させていきたいと決意を述べた。
 新年会では日中友好協会の丹羽宇一郎会長、日本国際貿易促進協会の河野洋平会長、日中文化交流協会の黒井千次会長、日中経済協会の宗岡正二会長、日中協会の野田毅会長、日中友好会館の江田五月会長が来賓を代表して挨拶。日中友好議員連盟の二階俊博会長の乾杯の挨拶で和やかな懇親会が行われた。

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