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工事現場から銅銭のザックザク
2013-05-10 10:48:00   From:人民日報海外版.日中新聞日本語版557号   コメント:0 クリック:

工事現場から銅銭のザックザク 住民たちが盗掘に殺到・銭ゲバに
 江蘇省蘇州市相城区黄?鎮の工事現場で古代の銅銭が大量に見つかった。それらは地域の考古学研究の重要な資料だが、付近の住民たちによる盗掘被害で一部が失われてしまったという。
 黄?鎮方舟路の高架下にあるその工事現場では3月12日午前8時、「咸豊重宝」、「道光通宝」などの文字が刻まれた大量の銅銭が見つかった。しかし間もなく付近の住民たちが押し寄せ、盗掘は午後6時まで続いた。
 目撃者によると、盗掘者の数は午前中が特に多く、1000枚以上持ち帰る人や金属探知機を持参する人もいた。しかし大賑わいの最中に警察が到着し、住民たちは一目散に逃げ帰ったという。
 蘇州市考古所考古学調査隊の張鉄軍隊長は銅銭の年代について「最も古いものが乾隆通宝、新しいものは咸豊重宝」と語る。それらの歴史的価値は高いが、比較的多く出土するため高値では取り引きされていない。
 現場の一角からは泥状の土も見つかった。鉄道敷設工事の際に観前街から運ばれた土砂で、恐らくは深い井戸から掘り出したものとのことだ。
 関連の部署に確認したところ、2011年6月に行われた鉄道敷設工事では楽橋付近で深さ7メートルの場所から古い井戸が見つかり、そこでも古代の銅銭が3トン出土したという。
 楽橋の井戸の銅銭と今回の銅銭との関連の有無は不明だが、楽橋の銅銭は最も古いものが前漢、最も新しいものが北宋だ。観前街の一帯は清代も経済の盛んな地域だったため、当時の豪商たちが戦乱を逃れる際に運び切れない銅銭を埋めた可能性もある。
 観前街の銅銭は年代が幅広く、古代蘇州の交易圏の変遷を探る上で興味深い発掘品と考えられている。

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