二人の年齢足すと200歳 ご長寿夫婦76年は喧嘩なし
2013-06-24 16:40:33 From:人民日報海外版.日中新聞日本語版538号 コメント:0 クリック:
ニュースサイト「中国新聞網」は広東省韶関市に住むご長寿夫婦を取材。2人は76年を共に過ごし、年齢を足すと200歳になる。2人の歳月...
ニュースサイト「中国新聞網」は広東省韶関市に住むご長寿夫婦を取材。2人は76年を共に過ごし、年齢を足すと200歳になる。2人の歳月は偕老同穴の誓いが単なる喩えではないことを証明しているようだ。
韶関市南雄市老虎塘口にある林椿照さん(103歳)の自宅を訪ねると、林さんは客間の窓辺で虫眼鏡を片手に新聞を読んでいた。妻の魏飛英さん(97歳)は脇で新聞を平らに支え、記事について語り合っている。
息子の林南生さんによると、2人の年齢は足すと200歳になるが、現在も至って健康だという。記憶力も良く、40人を超える大家族の1人1人を生年月日まで正確に把握し、数十年前のこともよく覚えている。
1909年生まれの林さんは福建省龍岩市の出身で、13歳の時に江西省?州市大余県で兄と商売を始めた。16歳の時に独立して南雄市の名物たばこ、黄煙や白砂糖の商いを始める。24歳の時には商売仲間の間でも一目置かれ、扱う商品は南洋諸地域に輸出された。
24歳の時、帰省中に知人の紹介で当時18歳の魏さんと知り合い、間もなく結婚した。1946年には江西省大余県から広東省南雄市に移住し、以降76年間離れて暮らしたことはないという。
魏さんの実家の姓は章で、家はマレーシアの華僑だった。父親の章声宏さんはサバ州の著名な実業家で福建商会の会長も務めた人物だったが、大企業の令嬢は結婚後も贅沢や我がままを口にせず、夫の創業の苦労を支えた。
2人には9人の子どもがおり、南生さんは4番目だ。両親については「記憶の限り、ずっと仲が良かった」と振り返る。「いつもお互いを客人のように敬って、些細な口論さえも見たことがない」。子どもたちの目から見た林さんは趣味も心も広い大きな父親、魏さんは賢く謙虚な人徳者で、人と争う姿を見たことがないという。
「きっと怒っている時もあったと思うけど、夫婦げんかは一度もなかったわ」。魏さんは「性格は違うけど、お互いを許し合ってきた」と語る。腹が立った時には話をするのを避け、互いに冷静になるのを待ったという。
「長く一緒にいたものだから、お互いにいないと落ち着かないの。私は耳が遠くて、あの人は声が小さいけど、ちゃんと会話できるのよ。目を合わせて簡単な言葉をいうだけで十分に通じるわ」
長生きの秘訣は思い当たらないという。しかし南生さんによれば、2人は寝起きと食事の時間や量が規則正しい。「食事は1日3回で、さっぱりしたものが多い。昼と夜に少しお酒を飲んで、毎晩8時前に寝る。朝は6時起き」。林さんは毎朝ベランダの花の手入れをして、魏さんは家の中で運動をする。朝晩20分の足湯も数十年来の習慣だ。
林さんの趣味は広く、90代まで自転車で各地を飛び回っていた。今でも散歩と読書、書道は続けているという。「長生きのコツかい。たぶん着る物や食べ物ではなくて、良い気分でいることが一番じゃないかな」。林さんが楽しそうに笑った。
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