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中国大使館7月度定例記者会見
2013-08-23 17:54:54   From:篠原功   コメント:0 クリック:

中国大使館「7月度記者会見」開く上半期経済動向、新疆ウイグル自治区の暴力テロ事件、中日関係などで見解表明 中国大使館は7月31日午後...


中国大使館「7月度記者会見」開く

上半期経済動向、新疆ウイグル自治区の
暴力テロ事件、中日関係などで見解表明

 中国大使館は7月31日午後3時から7月度定例記者会見を開き、今年上半期の経済成長、新疆ウイグル自治区での暴力テロ事件、中日関係、李源潮副主席の訪朝などについて見解を述べるとともに記者の質問に応えた。スポークスマンは広報担当参事官の楊宇氏。

 まず、最初に中国国家統計局が15日に発表した上半期(1―6月)の実質国内総生産(GDP)7・6%成長について。楊参事官は「今年上半期のGDP成長率は7・6%であり、中国の経済成長率はやや鈍化しているが、主要指標は予想の合理的範囲内にある。ファンダメンタルズ(マクロ的経済指標=経済の基礎的条件)は予測を上回った。全体として中国経済上半期は安定的に前進する形で推移している」と前置きし、次の4点の具体的状況を紹介した。
 ①実質国内総生産は前年同期の7・5%を上回った。四半期連続で7・4~7・9%の範囲内に収まった②雇用情勢が安定的に維持されている③消費者物価が安定的に推移している④住民の所得が安定している。
 これを受けて楊参事官は「今年下半期に有利な条件のもとで、ある一定の制約条件はあるものの、安定した発展を維持することは十分可能。中国は経済運営を安定的に保つと同時に、構造調整と改革促進を安定的・効率的に推進していく。また、モデル転換、アップグレードが質を高め、改革に新たな成果を生み出し、民生に新たな改善を促している。したがって前年度の目標を必ず達成できるものと確信している」と述べた。
 6月26日、新疆維吾爾(ウイグル)自治区ピチャン県で17人の暴力テロ活動グループが派出所、鎮政府、商店を相次いで襲撃し、人民警察と民衆を刃物で殺害する事件が発生した。その結果、ウイグル族16人、漢族8人の計24人が死亡した。この事件に対して楊参事官は「非常に悪質で、社会に対する損失と人民に対する残虐な本質を暴露した」と述べた。
 この事件と新疆維吾爾(ウイグル)自治区マラルベシ県、ホータン市で6月28日に発生した一連の暴力テロ事件は、自治区内外の「3つの勢力」(分離独立派・宗教過激派・テロリスト)が新疆を乱そうとする考えを捨てておらず、あらゆる手を尽くして撹乱・破壊活動を行っていると指摘されている。
 このことについて楊参事官は「最近、新疆ウイグル自治区で発生した暴力テロ活動は民族問題でも、宗教問題でもない。国際社会は『3つの勢力』の本質をよく見極め、中国が民族の団結と社会の安定を維持し、人民の生命と財産を守るために取った一連の措置を理解してほしい」と述べた。
 また、楊参事官は「中国政府が新疆ウイグル自治区で実施した宗教政策は、中国の実情、さらには新疆ウイグル自治区の実際の実情に合致し、新疆ウイグル自治区の各民族に擁護・指示されている。当面、新疆ウイグル自治区の経済発展は良好に推移しており、各民族の人民は安定的・調和的発展を続け、平和で幸福な生活を構築する努力をしている」と述べた。

中国側は一貫して「中日関係」重視
日本側は歴史と現実を直視・努力を

 さらに楊参事官は「中国政府は暴力テロ活動に対して断固とした取り締まりを行い、人民の生命と財産を守り、民族の団結と社会の安定を維持・発展させる努力を行う」と述べた。
 関係悪化が硬直状態にある中日関係について楊参事官は「中国側は一貫として中日関係を重視している。両国はお互いに重要な隣国であり、中日関係が健全かつ安定した発展維持することは両国及び両国人民の安定的利益に合致し、また、地域の安定と平和に寄与する」と述べた。
 さらに「中国側は4つの政治文書に基づいて、歴史を鑑として未来に向かうという精神に則り、中日関係の改善と発展を推進しようとしている。当面、両国関係は大変厳しい局面に直面しているが、日本側が歴史と現実を直視し、関連問題を直接コントロール・処理し、中日関係がいち早く正常な発展の道に戻すよう努力することを希望する」と述べた。
 李源潮国家副主席(中共中央政治局委員)が7月25日から28日まで中国代表団を率いて朝鮮を訪問した。朝鮮戦争停戦60周年記念活動に参加するためだ。25日、李副主席はピヨンヤンで朝鮮国防委員会の金正恩第一委員長と会見した。その時の模様を楊参事官は次のように報告した。
 席上、李副主席は朝鮮核問題について「朝鮮半島の近隣の中国としては、朝鮮半島の非核化を堅持し、朝鮮半島の平和と安定を維持することを希望している。そのために対話と協議を通じて関連問題を解決することを堅持したい」と述べたという。
 また、「中国側が関連問題で六者会議への参加を促し、朝鮮半島の非核化のプロセスを進めていきたい。朝鮮半島の平和と北東アジアの長期的な安定維持を望んでいる」と述べたという。
 これに対して金委員長は「朝鮮は経済発展と民生改善に力を入れており、安定した外部環境が必要だ。朝鮮は六者会議の再開のための中国の努力を支持している。各方面と努力し、朝鮮半島の平和と安定を維持していきたい」と述べたという。
 この後、記者からの外務事務次官の斎木昭隆氏の訪中、日露安全保障問題について質問があった。斎木氏訪中については「外交部が発表しているが、補足することはない。新任の挨拶だったのではないか」「露日についてはコメントすることはない」と述べるにとどまった。
 また、揚参事官は補足説明という形で、記者会見の前に日本メディアからの電話取材に答えた内容を紹介した。メディアから「安倍首相が中国の指導者と会って親しく会談したいと述べている」ことをどのように評価するか聞かれたという。
 これに対して揚参事官は「日本の指導者の態度に留意していた」としながら、「中日関係の改善・発展は両国と両国人民の利益に合致する。両国関係の改善するための建設的・積極的な態度を歓迎する。日本側は実際の行動に移すべきと考えている。日本側の消極的、マイナスな態度は関係を妨害し、対立を作り出している。このことに中国側は断固反対している」と述べた。
 
 

 

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