上海 カササギが再び姿を見せる
2012-05-24 13:50:36 From: コメント:0 クリック:
カササギが再び姿を見せる 保護策は公園の掃除を適当に
カササギは上海に元々生息し、新中国成立当時には公園だけでなく街路樹の枝にも巣があった。しかし1960年代に起きた鳥の乱獲や環境破壊の影響で、スズメなど繁殖力の強い一部の種を除くほとんどの野鳥が姿を消した。
その後1990年代には市内の緑化建設に力が入れられ、都市部の緑化や公園の建設が進められた。
「カササギは樹高のある喬木に巣を作る。餌は雑食性で果物も穀物も虫も食べる。ミミズや腐った肉など色んなものが餌だ」。10年を超える緑化建設で市内には林地が増えたほか、環境に優しい生物農薬の導入、植物群落の分布域の調整、実のなる木の植林など、カササギの生息環境が整えられた。
現在市内で生息数が最も多いのは崇明県で、300羽以上といわれる。また、カササギの姿は市の中心街でも確認されている。野生保護站の袁暁氏は「華東師範大学中山北路校舎に行く時にはいつも20羽以上見かける」と語る。
カササギは最も身近な野鳥の1つで、民家の脇の木に巣を作ることも多い。鳥類の専門家は「カササギが巣を作る時には枝を折って運ぶほか、枯れ枝を拾うことも多い」と語る。「公園の枯れ枝を全て掃除すると巣の材料がなくなり、殺虫剤を撒けば餌を失う。どうか公園をきれいにし過ぎないで欲しい。枯れ枝や虫が少しぐらいあっても人間に害はない」
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