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中国画家たち芸術を大いに語る
2012-05-24 15:21:45   From:   コメント:0 クリック:

日本の芸術は欧米芸術を導入・融合 独自の「東洋美術」を創造・先駆的




 


本紙では今回の全日中展に際して中国から来日した著名書画家にインタビューした。まず、中国芸術家協会理事、中国文化部文化芸術品評価委員会委員、セッコウ省美術家協会副主席、杭州市美術家協会主席などの重責を兼務、中国美術学院教授・博士生導師の呉山明氏は「中国美術学院は中国で最も留学生が多い。日本との教学交流も盛んで、日本の学者の代表団の訪問も数多い。水墨画の教育機関としては中国で最強に実力を誇っている。教育方針は中国の優れた伝統的芸術を継承すること。中国の芸術学校でも一歩先を行く最先端の教育機関である」と強調した。
 その上で今回の全日中展については「今度の交流は大変嬉しい。日本と中国は唐の時代から交流が続けられており、さまざまな面で共通点がある。したがって日本の文化には、中国人として親近感を感じる。今回の展覧会を契機に中日交流がますます盛んになることを望んでいる」と語った。
 CCTVのアナウンサーという異色の経歴を持った董浩氏は、2004年に京都美術館で個展を開催したことがNHKで報道されたことがある。董氏の父は董静山氏で、かつて北京の画家として一世を風靡した芸術家。清末から中華人民共和国の画家・書家・篆刻家であり、現代中国の巨匠と言われる斉白石氏と肩を並べると評価されている有名画家だ。
 董浩氏は5月15日には同じく画家の笵楊氏と石川県知事からの要請で個展を開催する。また、6月には同じく石川県知事の要請で劉大為、楊暁阻の両氏とともに水墨画展を開催する。「今回は中国を代表する画家と来日できて大変幸せだ。現在、芸術創作一色の生活を送っている」と微笑んだ。ちなみに先に中国が打ち上げた衛星ロケット「天宮1号」には20人の画家の作品が積まれた。その中に董氏の作品も選ばれた。
 董氏は単に有名人であるということで話題性が先行する画家ではない。実力を兼ね備えた芸術家だ。中国文化部は董氏の才能を高く評価し、彼の芸術を宣揚するために特別プロダクション設立を要請されたことからもその実力が理解できる。
 「今回の展示会では宇俊之会長や日本の芸術家たちが大変努力していること理解できた。ひとつ残念なのは特別大きな作品を展示したかったが、大き過ぎるということで持って来れなかったこと。3枚を展示したが、すでに高く評価されているので大変嬉しい。日本の芸術家の前で実演も行なったが、楽しくできたので思い出に残るだろう」と語った。
 
 
CCTVアナの董浩氏が使命感力説
「中日の芸術史を後世に残したい」
 
 また中国の漢方薬には特別の一味を入れると味が決まる。本を書くときも前書きが大変重要だ。「日中芸術交流では一味や前書きのような役割が果たせたら嬉しい。日本の人物画と言えば浮世絵が有名だが、京劇の人物を描くときには浮世絵が大いに参考になる。中国の有名な芸術家たちはいずれも日本への留学経験がある。彼らは東洋美術と西洋美術の融合は、日本が中国より一歩先を歩んでいることを学んだ。私はこれまで欧米でも個展を開催してきたが、日本に来ると故郷に戻ったような懐かしい気持ちがわいてくる」と語った。
 「特に日本の書画はレベルが高く、今後、中国人は日本を師匠として学ぶ必要がある。私はもともと油絵を学んでいた。今回の来日で油絵の展示会にも出かけてみたが、実にパワフルだったことが印象に残った」という。
 「日本の芸術家たちはヨーロッパの芸術を取り入れ、日本独自の民族性にあふれた特色を鮮明にする努力をしている。その日本の人たちの努力で讃嘆したいのは、日本の特色を忘れず、また迷わず残していること。この取り組みには感動した。日本と中国の画家が手を結んで東洋独自の境地を開拓し、欧米より崇高な芸術の扉を開きたい。私は日中の芸術史を後世に残すことを使命としていきたい」と目を輝かせた。
 広東省政府文史館館員で中華収蔵家聯合会副主席でもあり、民革中央書院理事の萬仁輝氏は「中日国交正常化40周年のこの時期の展覧会は大変意義深い。中日友好の歴史は大変長く、漢や唐や宋の時代にまで遡ることができる。私の描く牡丹の絵は唐時代に盛んになった。牡丹は中国の花といってよい。中国人はもとより日本人も牡丹が好きな人は多い。多くの日本人は牡丹の絵に感動する」
 「今回の展示会で中日文化交流への理解が深まることを期待している。私は黄山に私設博物館を開いているが、日本の皆さんも一度、私の博物館に来てください。綺麗な黄山を眺めながら、収蔵している芸術作品を鑑賞してください」と述べた。
 また、王福元氏は、北京中芸名書画院名誉院長、上海中華笛文研究所研究員、天錫市書画院国家高級画師。今回の作品展では「王福元書画芸術作品展」という一つの部門を設けて作品を展示した。「今回は50点ほど作品を展示した。中国江南の人物、風景を描いたものなどさまざま。また、釣魚台国賓館には4枚の作品が収蔵されている。多くの日本の芸術家が中国に来て鑑賞してくれた。今度、初めて個人画展を日本で行なうことになったので大変嬉しい」と語った。
 油絵画家の陳片珠氏は山魂―張家界風景芸術独創人で広西大学教授。「日本人は中国人に対して大変素晴らしい礼儀を尽くしてくれて感謝している。日本は街の環境も美しく、人文素質は大変高いものと感じた。工業化・現代化のレベルも高く、我々が発展するための模範がたくさんある」と感動的に語った。

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